中川大志・満島真之介は『FNS歌謡祭』出演!歌唱力でも注目を集める俳優たちの魅力とは?
まず、今年は日曜劇場『オールドルーキー』(TBS系)などに出演し、俳優として存在感を増している中川大志は、『2022FNS歌謡祭』第2夜では、自身が主演を務めた音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』の主題歌「彼方の景色」を歌唱することが発表されている。同楽曲で、自身が演じる美貌の歌手・桜木輝彦名義でLPレコードによるデビューも果たした中川だが、12月3日には日本テレビ系の音楽特番『ベストアーティスト2022』で、大ファンを公言しているゆずのデビュー25周年特別企画として、共に「サヨナラバス」を披露して話題を呼んでおり、俳優のみならず、その歌声にも今後は注目が集まりそうだ。
さらに、今年はドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)や、映画『アキラとあきら』といった話題作に引っ張りだこの俳優・満島真之介も、『FNS歌謡祭』第2夜で、山根康広の「Get Along Together」を披露する。なお、満島は、今年7月に放送された『2022FNS歌謡祭 夏』が音楽番組への初出演で、地元・沖縄の“大先輩”だというDA PUMPのISSAと共に「花~すべての人の心に花を~」をコラボレーションし、「このコラボ最高!」「二人が心を込めて歌っているのが伝わってきて、感動しました」「満島真之介さん歌上手いな…!」などと、その歌声が話題を呼んでいた。今回はコラボレーションではなく、ソロでの歌唱となる満島だが、俳優として見せる顔とも、また異なる姿を見せてくれそうだ。
また、『FNS歌謡祭』以外でも俳優が歌声を披露する場があり、“本当に歌も好き”だと話し、音楽劇などにも出演している山田裕貴は、昨年放送されたテレビ朝日系『ミュージックステーション ウルトラ SUPER LIVE2021』の中で女優の葵わかなと共に、映画『アラジン』の名曲『ホール・ニュー・ワールド』をデュエットで歌い上げている。同作の実写版の吹き替えオーディションに参加したことがきっかけで、急遽出演が決定したという山田は、当日の心境について「もうめちゃくちゃ緊張して。こんなに体震える!?ってぐらい、全身がもう震え上がるぐらい緊張しました」と自身のラジオ番組の中で振り返っており、本業とは異なる歌番組の出演に対しても、彼が真摯に向き合っていたことがうかがえる。
そして、実際に歌手としてデビューを果たした俳優も。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのボーカルを輩出したオーディション『VOCAL BATTLE AUDITION 2 ~夢を持った若者達へ~』に挑戦した過去を持ち、現在は劇団EXILEのメンバーとして活躍する鈴木伸之は、現在放送中の主演ドラマ『自転車屋さんの高橋くん』(テレビ東京系)のエンディング曲「フタリノリ」を今年10月に配信リリースし、念願の歌手活動をスタートさせている。鈴木は、アーティストらが一発撮りのパフォーマンスを行うYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」でも同楽曲を披露しており、「飾らない歌声と歌い方惹きつけられる」「優しくて真っ直ぐな歌声が沁みました」「上手すぎて鳥肌が立つほど感動」といった絶賛の声が寄せられていたが、俳優として多彩な役柄を演じ、磨き上げられた表現力が、歌手活動でも活かされていると言えそうだ。
近年は音楽番組やYouTubeなどで俳優や女優が歌を披露して話題になることも多く、人気や支持を獲得する上で、歌唱力も一種のポイントになっていきそうだ。ドラマや映画での活躍に加えて、彼らがさまざまな場で披露する歌声にも、ぜひ注目してみてはいかがだろうか。