『舞いあがれ!』第11週は“なにわバードマン”が物語の鍵に?舞は笑顔を取り戻せるのか
連日SNSで大きな盛り上がりを見せている、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』。第10週「別れと初恋」では、これまでヒロインの舞が共に歩んできたチームメイトとの別れと恋が描かれた。本記事ではそんな第10週の内容を振り返ると共に、第11週の注目ポイントを紹介したい。<※ネタバレあり>
『舞いあがれ!』は、1990年代から現代を舞台に、ヒロインの岩倉舞(福原遥)が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生のドラマ。空へのあこがれを抱いた舞が、パイロットになる夢、そして“島を行き来できる電動小型飛行機作り”という新たな夢を追いかける姿を描く。
第10週では、舞たちがソロフライト訓練が行えるかどうかを判断する中間審査に挑戦。舞は着陸に手こずったもののなんとか合格し、同じ班の柏木(目黒蓮)も合格したが、水島(佐野弘樹)は不合格になってしまう。水島と同部屋の柏木が可能な限りサポートしたものの、水島は再審査にも合格できず、舞たちと涙ながらに別れて、航空学校を去ることとなった。その後、柏木は舞に改めて「お前のことが好きだ」と告白した上で、“返事は今しなくていい”と伝える。一方の舞は、ソロフライト訓練でも着陸がうまくいかないことに悩み、担当教官の大河内(吉川晃司)の指導のもと特訓するようになるが、疲労で熱を出して寝込んでしまう。体調の回復後、大河内と話す機会があった舞は、“楽しさを見出せず、何のために訓練しているのかわからない”とつらい心の内を吐露。そんな舞に大河内は“なぜパイロットを目指したのか思い出せ”とアドバイスを送るのだった。
12月12日から放送の第11週「笑顔のフライト」では、大河内の言葉が心に刺さった舞は、遅れを取り戻すことに集中するべく、ソロフライト訓練に出る。そんな中、訓練中に天候悪化という予期せぬ事態によって、目的地が急遽変更になるというハプニングも。そして舞は、仲間と励まし合いながら、帯広フライト過程の最終審査に挑む…という展開になるようだ。
予告動画では、舞が大学時代に所属した人力飛行機サークル「なにわバードマン」のメンバーとの集合写真がアップになる場面や、「今でも岩倉は俺たちのパイロットやけん」という、サークル時代の先輩・刈谷(高杉真宙)が言ったと思われる台詞が盛り込まれており、ネットでは、「なにわバードマン再登場が楽しみすぎる!」「刈谷先輩の声が」「来週が待ち遠しい!」「最高すぎる」といった期待の声があがっている。また、舞の幼なじみの貴司(赤楚衛二)の登場もあるようだ。自分を見失ってしまった舞が、彼女を支えてきた旧友たちや仲間たちと関わることで、笑顔を取り戻すことができるのか、注目だ。