乃木坂46三期生、初の単独ライブが千秋楽でダブルアンコールの大盛況。「12人でここまでこれて本当に良かった。」と涙

2017.5.15 17:34
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(c)乃木坂46 LLC

乃木坂46三期生の初の単独ライブ「乃木坂46 三期生単独ライブ」が、5月9日(火)から14日(日)の6日間にかけてAiiA 2.5 Theater Tokyoにて開催され、完全燃焼にて幕を閉じた。

各公演800人を動員した当ライブは、6日間で全8公演、述べ6,400人の動員となった。

2016年の9月3日に3年4カ月ぶりの乃木坂46の追加メンバーとして発表された三期生。1期生の3万8934人、2期生の1万6302人を大幅に上回り、過去最多となる4万8986人の応募人数から選ばれたフレッシュな12人が、6日間で全8公演という驚異的なスケジュールで初単独ライブを行い、初々しさの中にもどこか力強いパフォーマンスを見せた。

5月14日(日)の最終公演では、『三番目の風』からスタート。始まった段階で既に声が枯れているメンバーもおり、この公演の過酷さを物語っていたが、メンバーは冒頭のMCで「すごい燃えています!ぶっ倒れるくらい頑張るのでみんなもついてきてね!」と千秋楽への意気込みを語った。

その後、梅澤美波が「ダンスコーナーで踊るダンスをものすごい練習して、振付がカッコ良くてみんな頑張ったので見て下さい!」と想いを伝えると、まさにその練習量の多さが感じられるほどのキレのある圧巻のダンスパフォーマンスを見せ、会場の熱を上げていった。

毎公演メンバーが変わる企画「乃木恋リアル」や「1人MC」コーナーでは、メンバー1人1人の新たな一面を見せ、ファンを楽しませた。

ライブ中盤ではギター・ピアノ・パーカッションの生演奏の中、メンバーのソロパートが際立つ歌のコーナーがあり、『悲しみの忘れ方』『何度目の青空か?』『きっかけ』『君の名は希望』の計4曲を歌唱。

『君の名は希望』では大園桃子がピアノを生演奏し、会場を感動の渦に。大園は「千秋楽はノーミスでやりたかったんですけど出来なくて本当に悔しいです。でも皆様のおかげでここまで来れました。本当にありがとうございました。」と涙ながらに語ると、観客席からは拍手が起こり、「そんなことないよ!!」と温かく大園に声をかけ、励ます場面もあった。

アンコールでは、『乃木坂の詩』で締めくくられると思いきや、会場内の大盛況により、ダブルアンコールへ。再登場した梅澤美波は、泣きながら『8公演ここまで頑張ってきたんですけど、三期生単独でライブ出来ることは当たり前じゃないし、本当に恵まれた環境にいるんだなと思います。最初は不安だったけど12人でここまでこれて本当に良かった。皆様ありがとうございました。』と、感謝の気持ちを言葉にし、ラストは『三番目の風』を再度披露。会場内は最後まで熱狂に包まれ、三期生初となる単独ライブの幕が閉じた。

初の単独ライブにも関わらず、その存在感の大きさを露わにした乃木坂46三期生の今後の活躍に目が離せない。

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