櫻坂46山崎天・松田里奈ら、グループ変革の2022年に活躍した注目の2期生メンバー

まず、4thシングル『五月雨よ』で初の表題曲センターを務めた2期生の山崎天は、注目メンバーの筆頭だろう。今年は雑誌『ViVi』で初めてソロ表紙を務めるなど、モデルとしても大きな飛躍を遂げた1年だったと言える。また、9月にはマカロニえんぴつの結成10周年記念ショートムービー「あこがれ」にも出演。2021年に『こころのフフフ』（WOWOWオリジナルドラマ）で挑戦して以来の演技だったが、同ムービーを実際に見たファンからは「自然体で素敵」「これから天ちゃんの演技のお仕事増えますように」といった声もあがっており、山崎の演技に対する期待の大きさがうかがえる。今後もさまざまな方面で才能を発揮してくれそうだ。

さらに、2021年の1月から副キャプテンとしてグループを支えてきた松田里奈は、菅井の卒業に伴ってキャプテンに就任。自身のブログでは、キャプテンを全うした菅井への感謝を述べつつ、「これからたくさんメンバーの事頼ってしまうかもしれませんが、みんなと一緒に頑張りたいです！」と意気込みも語っていた。これから3期生も入り、グループが新体制となる中で、キャプテンの松田が中心となって新たな櫻坂46を作り上げてくれるのではないだろうか。また、松田は10月から『THE TIME，』（TBS系）の水曜・木曜レギュラーとしても活躍しており、総合司会の安住紳一郎と絶妙な掛け合いを披露するなど、存在感を発揮している。

また、今年に入りバラエティでの活躍が著しいのが2期生の井上梨名だ。今年6月に放送された冠番組『そこ曲がったら、櫻坂？』（テレビ東京系）で行われた企画では、味覚が鈍いとイジられていた井上が名誉挽回すべくメンバーと対決するも、最終的には発起人の自分が“味覚音痴クイーン”になってしまうまさかの展開となり、この結果にメンバーも爆笑。さらに、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』（テレビ朝日系）や『くりぃむクイズ ミラクル9』（テレビ朝日系）といった番組にも出演するほか、6月からは冠ラジオ番組『櫻坂46 こちら有楽町星空放送局』（ニッポン放送）のメインパーソナリティにも抜擢され、トークを活かす機会も増えているので、今後バラエティ番組などで見る機会も増えていくのではないだろうか。

そして、2期生の増本綺良も、まだメディア露出こそ少ないものの『そこ曲がったら、櫻坂？』においてじわじわと頭角を表しているメンバーのひとり。中でも増本にスポットライトが当たった今年5月放送の「増本キラキラプレゼントショー」では、1期生の上村莉菜に対して自分の等身大の抱き枕をプレゼントしたり、MCの土田晃之と澤部佑（ハライチ）に増本の顔が大量に印刷されたTシャツをプレゼントしたりと、独特な感性を披露した。これまで表題曲で選抜入りを果たしたことは一度もないが、2023年は今年の勢いに乗って活躍していくことだろう。

モデルやバラエティなど多岐にわたって活躍を見せている櫻坂46のメンバー。新メンバー加入も控え、ますます盛り上がるであろうグループの将来に期待がかかる。2023年も彼女たちの活躍に注目したい。

※山崎の「崎」は立つ崎