乃木坂46、卒業する齋藤飛鳥が表題曲センターの31stシングルは林瑠奈や中村麗乃など3・4期生が躍進

2022.12.2 20:00
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乃木坂46・齋藤飛鳥/(c)E-TALENTBANK

12月7日に31stシングル『ここにはないもの』をリリースする乃木坂46。前作『好きというのはロックだぜ!』以来、約3ヶ月ぶりとなる本作は、卒業を発表した1期生の齋藤飛鳥が参加するラストシングルとなっており、グループにとって象徴的な作品となるだろう。本記事では、そんな31stシングルに収録される楽曲の注目ポイントを紹介していきたい。

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今回のシングルの選抜メンバーは、11月6日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)の中で発表された。3列目7人、2列目6人、1列目5人という18人編成のフォーメーションとなっているが、大きな注目を集めたのは、卒業を発表している齋藤のセンター抜擢と、4期生の林瑠奈が初めて選抜入りしたことだろう。また、早川聖来阪口珠美が選抜復帰を果たすほか、金川紗耶が十一福神に選ばれるなど、3、4期生のステップアップも著しい。その点においても今後の乃木坂46の行方を占うシングルとなっているのではないだろうか。

まず、今作をもって卒業する齋藤がセンターを務める表題曲「ここにはないもの」はイントロのピアノが印象的なミディアムバラード。グループの公式YouTubeチャンネルにアップされているMVでは、美しいホワイトドレスを纏った齋藤がセンターで伸びやかに踊る姿に、コメント欄には「飛鳥ちゃんのダンスはほんと手先まで美しくて惚れ惚れする」「目を奪われてしまう」などの絶賛の声が寄せられていた。以前から評価の高かった齋藤のダンス力が遺憾なく発揮される曲と言えるだろう。また、初選抜となった林は、自身のブログで「アンダー、選抜、そのどちらからも必要としてもらえるくらい、私は乃木坂46という場所を大切にしながら頑張ります」と綴っており、歌唱力に定評のある林が今作でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、注目だ。

また、アンダー曲「悪い成分」では、3期生の中村麗乃が初のアンダーセンターに抜擢。今作からは3・4期によって構成された新しいアンダーとしての活動がスタートしており、中村は自身のブログで「今まで沢山のメンバーが繋いできたこの場所を また次へと繋げるために 座長として覚悟を持ち挑みたいと思います」と意気込みを語っていた。YouTubeで公開された MVのコメント欄では「絶対もっと世の中に知られるべき知らせるべき人」「ここからうまく選抜への上昇曲線に乗ってほしい」といった反響が寄せられており、センターの中村への期待は大きいようだ。新体制となったアンダーを代表する楽曲として記憶されていくのではないだろうか。

他にも、齋藤のソロ曲「これから」や、銭湯をテーマにした微笑ましいユニット曲「銭湯ラプソディー」、北川悠理と林のラップが取り入れられた「アトノマツリ」、歌唱力に定評のあるメンバーによるユニット曲「甘いエビデンス」、フレッシュで甘酸っぱい5期生曲「17分間」といったバラエティに富んだ楽曲が収録される。今後は『乃木坂46 31stSG アンダーライブ』や『第73回NHK紅白歌合戦』など楽曲披露の場も控えており、2022年の集大成となるパフォーマンスにも期待したい。

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