乃木坂46山下美月、『舞いあがれ!』での演技が話題!地道な役作りが生んだ女優としての強さ
第4週から本格的に登場し、福原遥との共演でも大きな注目を集めている山下。中でも大きな反響を呼んでいるのが、母親との再会シーンだ。11月18日放送回では離別していた母親と再会し、“なぜ父親と自分を置いていったのか”と尋ねる。その理由を伝えられた久留美は“自分は本当に幸せになれるのか”と涙を流すのだった。久留美の心情を丁寧に演じた山下にネット上からは「一つ一つの表情と、演技の間が素晴らしかった」「よい演技でした」「感情移入してしまう」といった反響が寄せられており、山下にとって重要な一幕だったと言えそうだ。
そんな山下は自身の役作りについて『乃木坂配信中』で語る場面があった。同YouTubeチャンネルにて、『舞いあがれ!』の収録前日に大阪へ前乗りして“くいだおれ旅”を行った山下。同作で関西弁に挑戦している山下は、「自分の中でルールとして、関西に来たら大阪の言葉を使うように意識するっていうのをちゃんと心がけてて」と自分に課しているというルールを語り、「お芝居中に標準語が出ないように、なるべくエセっぽくなっちゃっても、一生懸命がんばって喋ってます」と役作りに対する努力を明かした。こうした地道な努力の積み重ねが、『舞いあがれ!』での違和感のない演技に繋がっているのではないだろうか。
同作では山下、福原、赤楚衛二、幼なじみ3人の関係性も見どころとなっている。NHKの公式YouTubeチャンネルにて行われた3人の座談会では、福原が「こんなに仲良くなるんだってぐらい、仲良くなるスピードが早くて」と3人の関係性を語ると、山下は「(空気感が)似てるよね、3人とも」と仲の良さを話していた。また、福原は山下演じる久留美について「本当にかっこいいです」としつつ、久留美の持つ明るさと強さに舞が支えられていると語っており、福原のとっても山下(久留美)の存在は大きいことがうかがえる。
放送後には毎回大きな反響を生み出している『舞いあがれ!』。山下の努力の成果もあって、女優人生を大きく変えるような作品になるのではないだろうか。これからも彼女が見せる演技に注目していきたい。