『ジャにのちゃんねる』登録者数360万人突破!ジャニーズならではの“企画力”武器に人気拡大
今年8月に放送された日本テレビ系『24時間テレビ45』でメンバーがメインパーソナリティーを務めるなど、YouTubeだけに留まらない活躍を見せる『ジャにのちゃんねる』。その登録者数が360万人を突破(2022年11月22日時点)するなど、依然として大きな注目を集めている。本記事では、ジャニーズ事務所所属アイドルのファンから支持を集める同チャンネルの企画力とその人気の理由を考察したい。
2021年4月に開設された『ジャにのちゃんねる』は、二宮和也、中丸雄一(KAT-TUN)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、菊池風磨(Sexy Zone)という、グループの垣根を越えた4人のメンバーによるチャンネル。メンバー同士の旅行の様子を撮影したVlog的な内容や、ゲーム実況などのYouTubeらしさを感じさせる企画のほかに、グループごとの楽曲に関するクイズや、ジャニーズ事務所所属アイドルを二宮らがそれぞれの観点で分類する動画なども公開されており、こういった“ジャニーズらしさ”あふれる独自の企画がメンバー4人のファン以外からも好評を博しているようだ。
さらに、メンバーそれぞれの人間関係を知ることができる“相関図”企画も、再生回数の多い人気シリーズのひとつだ。二宮が自身の相関図を作成した際には、“初めて怒られた先輩が櫻井翔だった”といったエピソードや大野智との初対面の思い出などが語られており、コメント欄には「大野くんとのエピソードほんと微笑ましい」「メンバーの話で溢れちゃうの嵐愛でしかない」「更に嵐が好きになった」など、嵐ファンからの反響が相次いだ。普段はなかなか聞けないような裏話や秘蔵エピソードなどを知ることができるのは、ファンにとっても嬉しいことではないだろうか。
また、同チャンネルではたびたびジャニーズJr.が登場しており、“デビューしていない後輩は、先輩に相談する機会がない”といった理由から、二宮らが後輩の悩みに答える企画なども行われている。他にも、アメリカ・ロサンゼルスでの“修行”を経て10月28日にメジャーデビューを果たしたTravis JapanもJr.時代に出演しており、今年3月の渡米前には“日本を背負って大きくなって帰ってくる”と意気込みを語っていたことも。同チャンネルはジャニーズJr.の魅力を発信する場所にもなっているのかもしれない。
開設から約1年半で多くのファンを集めた『ジャにのちゃんねる』だが、YouTubeという新たな試みの場でも、ジャニーズの魅力を発信し続ける姿勢や企画力が、その飛躍に繋がったのではないだろうか。さらに広がりを見せていくであろう彼らの活動にこれからも期待したい。