佐藤健、満島ひかり＆夏帆から絶賛の嵐「やっぱスターは違う」「心もかっこいいのかよ」

同作は、宇多田ヒカルの名曲「First Love」と「初恋」から着想を得て生まれたラブストーリー。90年代後半、ゼロ年代、そして現在の3つの時代が交錯し、1組の男女が、20年余りに渡る忘れられない“初恋”の記憶をたどる。11月24日(木)よりNetflixにて独占配信。

イベントは出演者たちがリムジンに乗って会場に登場することで始まった。最初に佐藤が姿を現すと、会場の大スクリーンで様子を見ていた女性ファンから黄色い大歓声があがった。続いて、佐藤のエスコートでピンクのドレスを身にまとった満島がリムジンから降りた。

佐藤と満島に続き、八木と木戸、荒木とアオイヤマダ、夏帆と中尾がそれぞれ登場。最後は向井、小泉、寒竹監督の3人だったが、向井は左右の腕をそれぞれ小泉と寒竹監督と組み、3人でカーペットの上を歩いてフォトセッションブースに向かった。

ステージにあがり、マイクを持つと、佐藤は「この作品の見どころは」と告げ、「アクションです」とキッパリ。いわゆるアクションシーンがあるドラマではないため会場に微妙な空気が流れたが、佐藤は「今から“いい話”するから」と目を輝かせた。

佐藤は、「アクション」と言ったのは走ったり、戦ったりするこではないといい、「僕たちは恋をしているとき、好きな人と目が合って、好きな人のことを考えたりするときって、体内の細胞が暴れまわって体温がグッとあがる」「なので、登場人物たちの細胞のアクションにぜひ、注目して見て頂けたらと思います」とメッセージを送り、大きな拍手を浴びた。

印象に残っている撮影中のエピソードを尋ねられると、満島は、劇中で佐藤の彼女役の女優がウエディングドレスのフィッティングをする場面をあげた。満島は、佐藤が「僕は男としてこの場面で、ちょっとどういう風にいたらいいか分かりません」と困惑していたことを明かした。「健君自身の役への躊躇みたいなものがすごくて」と言葉にし、「この人は本当に純真無垢に女の子を愛する人なんだろうな」という印象を受けたそう。「『顔もかっこいいけど、心もかっこいいのかよ』と思って」とも。佐藤は「今、体温が2度あがってしまいました」と照れながら話し、会場を盛り上げた。

さらに、夏帆も、北海道を観光する場面の撮影をしたことを説明し、「健さんが、こんなに大きいカニをポケットマネーで購入なさって、それがあまりにもスマートで、やっぱスターは違うなと思いました。美味しくいただきました」と佐藤を絶賛した。

また、印象に残っている撮影中のエピソードの話題で、中尾はトラックを運転する場面をあげた。中尾いわく、カメラを用意しているスポットとは2キロも離れた場所からトラックを走らせたそうだが、「ぜんぜん見えてこないんですよ、カメラが」とポツリ。中尾は道を間違えたのではと不安になったそうだが、「マジで500メートルくらいでよかったんじゃねーのと思うんですけど」とボヤいた。さらに、寒竹監督がその場面が本編では使われていないことを暴露すると、中尾は「それでカットすんでしょ。やってらんねーよ」と嘆き、一連のやり取りが笑いを誘った。