「SMAPの大先輩だわ」ネットでも納得の声続出。あのトップアイドルがライブ会場に持ち込んだ功績とは

2017.5.21 19:05

19日に放送されたTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」で、西城秀樹の音楽界での数々の功績が明らかになった。

番組にはかつて人気を博した音楽番組、フジテレビ系「夜のヒットスタジオ」で司会を務めていた芳村真理が登場し、芳村がもう一度会いたい人物として西城の名前を挙げた。芳村はその理由を、西城の持つ数々の伝説を今の人にも知ってもらいたいのだという。

「ヒデキ」の呼び名で一世を風靡した西城は、日本の歌番組にいくつもの革新を持ち込んだ人物だった。歌に振付をつける「アクション」そしてマイクスタンドを大きく動かす「マイクパフォーマンス」さらには「ヤングマン」で取り入れた観客参加型のパフォーマンスなど、どれもそれまでの日本の音楽シーンにはないものだった。ちなみに「Y・M・C・A」とアルファベットの形に体を動かす振り付けは、西城自身が考えたものなのだそう。

そして、西城の音楽業界での功績として「ペンライト」「スタジアムコンサート」「野外フェス」の3つを挙げる。ペンライトについてはライブの前日に「懐中電灯を持ってきて」とラジオで呼びかけたのが始まりなのだと明かした。

VTRが終わると、芳村は西城の功績を改めて称賛し「ダントツのアイドルでしたよね」とコメントすると、司会の中居正広も深くうなずくのだった。

これにTwitterでは「演出のパイオニア過ぎてびっくり」「西城秀樹さんってアイドルの先駆けなのですね。 SMAPの大先輩だわ」「本当だとしたら、感謝の気持ちがいくらあっても足りない」といった声が多数寄せられている。

西城は郷ひろみ、野口五郎らとともに「新御三家」と呼ばれるが、そのうちのひとりで現在も現役の歌手として最前線で活躍する郷は先日出演したトーク番組で「足りないものが、僕の場合見えていた」と61歳になっても謙虚なスタンスで語っていた。

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