SNSで反響!『silent』目黒蓮『しんぼく』山田涼介ら、秋ドラマで演技が光る実力派ジャニーズ
秋クールのドラマもストーリー中盤を迎え、それぞれが盛り上がりを見せている昨今だが、中でも『silent』(フジテレビ系)や『親愛なる僕へ殺意を込めて』(フジテレビ系)、そしてNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』といった話題作に出演するジャニーズのメンバーの演技が光っている。本記事では、彼らが役者として見せる演技の魅力を、SNS上の反響などと共に考察したい。
第1話と第2話の2週連続で見逃し配信の再生数が“歴代最高”を更新し、Twitterでも“世界トレンド1位”を複数回獲得するなど、話題沸騰のドラマ『silent』。同作でSnow Man・目黒蓮は、両耳がだんだん聞こえなくなっていくという難病を発症した青年・佐倉想を、表情や手話といった繊細な表現を交えながら演じている。10月27日放送の第4話では、これまで音声を文字にするツールなどを駆使してコミュニケーションを取っていた想が、友人・戸川湊斗(鈴鹿央士)の名前を呼び、掠れた声で「喋った方がいい?」と話しかけるシーンがあり、ネットでは「想が喋っただけで泣けた」「声が震えてる演技上手すぎ」「めめは何で、あんな久しぶりに喋ったような声を表現出来んの…」などの感動の声が寄せられ、その表現力の高さにも注目が集まった。
そして、『親愛なる僕へ殺意をこめて』で、ゴールデン・プライム帯ドラマ15回目の主演を務めるHey! Say! JUMP・山田涼介も、“もう1つの人格が殺人を犯してしまったのではないか”と苦悩する二重人格の青年・浦島エイジという難しい役柄に挑戦している。公式サイトのインタビューでは、“異なる人格の振り幅をどれぐらいにするかが難しいところ”と語っていた山田だが、11月2日放送の第5話では、エイジから別人格の冷酷な“B一”に一瞬で切り替わるシーンがあり、その変貌ぶりにネットでは「一瞬でB一に切り替わる演技があまりにも凄すぎた」「鳥肌立った」など、驚きの声があがっていた。2つの異なる人格の演じ分けが視聴者にも高く評価されたようだ。
また、そうした主演や主人公の相手役など、作品の顔としてドラマを引っ張るメンバーだけでなく、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』で主人公の兄を演じる関ジャニ∞・横山裕にも、大きな注目が集まっている。福原遥演じるヒロイン・岩倉舞の兄・悠人として、朝ドラに初抜擢された横山だが、第4週では40代でありながらも、21歳の大学生の姿で登場し、視聴者からは“違和感がない”と反響を呼ぶなど、実年齢を感じさせない姿が話題となった。また、ビジュアル面だけでなく、“勉強が得意でプライドが高い”といった設定で、父親との折り合いが悪い様子も描かれる人物でありながらも、SNS上では既に「あのキャラクターで好きになれるのは横山くんの演技力なのかもしれない」「人情味のある演技にホッとしました」「周囲への突き放し方と愛嬌のバランスが絶妙」などの声が集まっており、横山の演技によって、悠人にどこか憎めない印象が加わり、より魅力的な登場人物となっていることがうかがえる。
ラブストーリーからサスペンスまで、さまざまなジャンルの話題作が揃った秋クールのドラマ。今後の展開に加えて、ジャニーズのメンバーらそれぞれの個性が光る多彩な演技にもぜひ注目してみてはいかがだろうか。