長谷川博己、東山紀之、高畑充希らが第25回「橋田賞」授賞式に豪華集結！新垣結衣はメッセージで「本当に幸せ者です」
「橋田賞」は、日本人の心や人と人とのふれあいを温かく取りあげてきた番組と人に対して顕彰助成を行う。今回の「橋田賞」には、土曜ドラマ「夏目漱石の妻」（NHK）、ドラマ「ふつうが一番〜作家・藤沢周平 父の一言〜」（TBS）、ドキュメンタリー「人生フルーツ」（東海テレビ）、「KIDS WORLD」（NHK Eテレ）、船越英一郎、新垣結衣が選ばれた。「橋田賞新人賞」には高畑充希が、「橋田賞特別賞」には中村吉右衛門とドキュメンタリストの故・吉永春子さんが選出。「橋田賞大賞」は「該当なし」となった。
「夏目漱石の妻」にて夏目漱石役を演じた長谷川は「文豪をやるというのがひとつの夢でした。夏目漱石役をやらせて頂けるというお話があって、ものすごく感動したことを覚えています」と回顧。「ずっと夏目漱石でいたいなと本当に思いました。できれば、この賞を頂いたことをきっかけに何か続編やスペシャルなどでできたらいいなと思っています」と作品への愛着を語った。
「ふつうが一番〜作家・藤沢周平 父の一言〜」に出演の東山は、「このようにして評価されることは嬉しいことですし、これを糧にこれからも精進していきたいと思っています」と喜びを言葉に。
主演を務めた朝ドラ「とと姉ちゃん」（NHK）での活躍が評価された高畑は、「24歳の去年の私は『とと姉ちゃん』が全てでした。寝ても、冷めても『とと姉ちゃん』で、朝から晩まで『とと姉ちゃん』で、街でも『とと姉ちゃん』と言ってもらえたりしました。本当にガムシャラな10か月でした」と実感を込めて振り返った。「とと姉ちゃん」の製作チームに助けられたことに感謝し、副賞として100万円が贈られたが、「今日、いっぱいお金をもらいました。『とと姉ちゃん』ではたぶん今年も忘年会をやるので、還元します！」とにっこり。また、「大阪から母がここに見に来ています。晴れ姿を見てもらえて嬉しく思います」と笑顔を見せた。
社会現象を巻き起こした連続ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（TBS）での演技に対して橋田賞を授与された新垣は、スケジュールのため欠席となったが、メッセージを寄せた。「時を重ねるごとに強く思うのは、このお仕事を始めてからずっと、すばらしい作品、スタッフ、キャストの皆さんに恵まれ、助けられ、ひとつひとつを乗り越えて来られたなあということです。本当に幸せ者です」と心境を綴り、「今回の橋田賞も、これまで出会った皆様に押し上げてもらったおかげで頂けた賞だと、作品に関わった全員で頂けた賞だと感じています」と感謝。「これからもその愛情に応えるべく、いつでも、自分ができることを精一杯、誠実にやっていきたいと思います」と意気込みを言葉にした。
