元キマグレンのクレイ勇輝、グループ解散の理由を明かす。「自己破産しないといけないから…」

2017.5.6 19:00

4日深夜放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」で、元キマグレンのクレイ勇輝が、グループ解散に至る経緯と理由を語った。

現在36歳になったクレイは、通っていたニューヨークの医大を卒業せず、そのまま帰国した。24歳のとき、好きな音楽に携わる仕事がしたいと考え、逗子海岸にライブハウスと海の家を一体化させたライブハウス型海の家を始めたという。

しかし、海岸の賃料や運営費が思った以上に高額だったという。ひと夏の土地代で数千万、建設費で数千万かかり、さらに人件費と光熱費、アーティスト出演費を合わせて1億円近くかかったと話し、1年目から7000万、2年目でも3000万の借金を抱えたことを打ち明けた。3年目はプラスマイナスゼロだったそう。

そのときにたまたま息抜きとしてやっていたキマグレンがメジャーデビューし、ドン詰まりの人生を歌った「LIFE」が大ヒットし、その印税で4年目に借金を完済したという。

しかしクレイは海の家の場所を逗子海岸から集客が見込める由比ガ浜に移したところ、費用の問題や、ライブハウス型海の家を他が真似をし始めたということ、騒音の規制がかかったことやその他いろいろな事情が重なり、再び2億円の借金を抱えることになったと明かした。そのため、キマグレンの活動が厳しくなり、クレイはプロデューサーに「たぶん、自己破産しないといけないからキマグレンもできなくなると思います」と電話をし、2015年、キマグレン解散になったと打ち明けた。

その後、自己破産寸前のクレイをある上場企業の社長が拾い、そのグループ会社の役員になって借金を返済したことを告白。さらに、去年の10月には社長に復帰したことを明かし、今年は海の家を2カ所で継続していくことを宣言すると出演者たちからは「やめたほうがいい」という声が次々とあがっていた。

番組を観た視聴者はTwitterで「クレイジーすぎるけどカッコ良すぎる」「借金なんぼあってもくじけないのすごい」「借金きっかけで曲作り、メジャーデビューのキマグレン解散のきっかけも借金だったとは」とクレイのすさまじい転機の連続に驚きのツイートが多数寄せられていた。

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