乃木坂46秋元真夏・齋藤飛鳥、卒業する樋口日奈・和田まあやへの思いと1期生の固い絆
2011年にAKB48のライバルグループとして結成された乃木坂46。1期生として白石麻衣や西野七瀬、生駒里奈といった現在もソロで幅広く活躍しているメンバーが在籍し、乃木坂46を国民的アイドルグループへと成長させた。昨年には結成から10周年を迎え、さらに5期生という新メンバーが加入した一方で、1期生という草創期のメンバーの卒業が相次いだ。樋口と和田が卒業すると、残る1期生は秋元真夏と齋藤飛鳥のみとなり、時代の流れを感じているファンも多いようだ。
そんな樋口と和田に対し、キャプテンの秋元は自身のラジオ番組にて「まだまだ(1期生の4人で)頑張りたい気持ちもあったんですけど」と卒業を惜しみつつも、「やっぱりここまで一緒にやってくると、もう引き止めたい気持ちよりはちゃんと背中を押したいというか、ありがとうという気持ちが強いので。しっかり送り出そうっていう気持ちが今は強い」と2人の門出を祝福していた。背中を押したいという秋元の言葉からは、長年アイドルとして苦楽を共にしてきたからこその強い絆が伝わってくる。
また、乃木坂46のスマホゲームアプリ「乃木恋」の公式YouTubeチャンネルにて、1期生の4人が旅する企画『1期生で行こう!』が公開された際には、大きな反響が集まった。この中で、齋藤が卒業する樋口と和田への手紙を読む場面では、1人でいる齋藤自身を尊重しながらも、優しく見守って仲間の輪に入れてくれた2人への感謝が明かされると共に、「2人とも長い間よく頑張ったね」「本当にありがとう」という労いのメッセージが送られ、2人は目に涙を浮かべて感動していた。齋藤からの愛情のこもった言葉は、2人の胸に響いたことだろう。
11年にも及ぶ長い年月を共にしてきた乃木坂46の1期生メンバー。楽しいことばかりではなく、辛いこともあっただろうが、だからこそ、こうして深く強い絆が生まれたのではないだろうか。彼女たちの関係性はグループ卒業後も変わらずに続いていくことだろう。