平野紫耀・目黒蓮らが活躍!期待のジャニーズ若手たちが勢揃いした2022年の秋ドラマ
まず、10月21日より放送開始のドラマ『クロサギ』(TBS系)で、“詐欺師を騙す詐欺師”黒崎高志郎を演じる平野紫耀(King & Prince)は、今作がTBSドラマ初主演となる。これまで、ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)や、映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』シリーズといったラブコメディー作品に出演してきたことから、“王子様”というイメージがあった平野だが、今作では打って変わって、詐欺によって家族を失った過去を持ち、詐欺師に復讐することを誓ったダークヒーローを演じる。平野は黒崎役を自身が演じることについて、「この作品では今までの僕のイメージを一気に払拭して、新たな一面をお見せ出来たらと思っています」と意気込みを語っており、平野の新境地に期待が高まる。
さらに、平野と同じくKing & Princeのメンバーとして活躍している高橋海人は、10月15日放送開始のドラマ『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)で、記憶喪失になってしまった青年の役を演じる。2021年には、日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系)、2022年には『未来への10カウント』(テレビ朝日系)といった話題作に出演し、俳優としての活躍もめざましい高橋。学校を舞台とした高校生役を演じることが続いていたが、今作では桜井ユキ、田中みな実が演じる、人生の分岐点で行き詰まる35歳の女性2人との恋模様を描いた、12歳差の“トライアングル・ラブコメディー”に挑戦する。高橋は公式サイトに寄せたコメントで、「これまで僕が吸収してきたものを全て発揮し、この作品でひとつ階段を上がり、自分の中の看板にできたら」などと語っており、単独初主演となる本作に対して、強い思いを持っていることがうかがえる。
また、SixTONESのジェシー、京本大我もそれぞれ、この秋に地上波での連続ドラマ単独初主演を果たす。バラエティ番組などでもマルチに活躍しているジェシーは、10月28日放送開始の『最初はパー』(テレビ朝日系)で、プロのお笑い芸人を目指す青年を演じる。今作への起用には喜びを感じる一方で、プレッシャーや難しさを感じているというジェシーだが、普段からお笑い好きを公言し、プライベートでも芸人と交流があるという彼だからこそ、よりリアルな役作りができるのではないだろうか。また、この夏に滝沢秀明氏が演出を務めたオリジナルミュージカル『流星の音色』で主演を務めた京本は、10月17日深夜より放送開始の『束の間の一花』(日本テレビ系)にて、余命宣告を受けた大学の哲学講師を演じる。難しい役どころだが、舞台経験などで磨かれてきた表現力を今作にも活かしてくれるのではないだろうか。
そして、目黒蓮(Snow Man)は10月6日から放送開始の『Silent』で、ラブストーリーの主人公相手役に初挑戦。18歳の時に“若年発症型両側性感音難聴”を発症したことで音のない世界で生きることになった青年を演じる。今作では手話での演技にも挑戦しているという目黒だが、公式サイトに寄せたコメントでは、「わからないことも徹底的に先生に聞いたりしながら毎日たくさん勉強させてもらっています」と明かすなど、難しい役柄に対し、真摯に取り組んでいる様子がうかがえる。さらに、10月3日より放送がスタートしたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』にも、ヒロインが航空学校で出会う生徒役で出演予定となっており、この2作が、彼の俳優としてのさらなる飛躍に繋がりそうだ。
多彩なジャンルが揃った期待の秋ドラマ。今期の作品では、高橋や京本・ジェシーなど、地上波での連続ドラマ単独初主演のメンバーが目立ち、それぞれの活躍が今後の俳優としての大きなステップアップへと繋がりそうだ。
※高橋海人の「高」ははしごだか