SixTONES京本大我・松村北斗ら、グループを勢いづけるメンバー個々の活躍と成長
まず、京本大我は、今夏に上演された、滝沢秀明氏が演出を務めるオリジナルミュージカル『流星の音色』で主演を務めた。加えて、同作では音楽も担当しており、テーマ曲の作詞・作曲も手掛けるなど、演技だけに留まらない才能豊かな一面を見せている。さらに、10月より放送がスタートするドラマ『束の間の一花』(日本テレビ系)でも、主演を務めることが決定。本作では、余命宣告を受けた大学の哲学講師役を演じる京本だが、公式サイトで公開されているコメントの中では、「今、27歳だからこそできる演技で挑みたい」と意気込みを明かしている。舞台・ドラマと経験を積むことで、今後も俳優として成長を見せてくれそうだ。
また、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』への出演で存在感を発揮した松村北斗は、今年は映画『ホリック xxxHOLiC』や、ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』(関西テレビ・フジテレビ系)にも出演するなど、俳優として活躍の幅を広げている。さらに、11月11日公開予定のアニメーション映画『すずめの戸締まり』では、物語のキーパーソンと言える“閉じ師”の青年役をオーディションで勝ち取ったことも大きな話題を呼んだ。また、森本慎太郎が日本テレビ系『ZIP!』内で放送されたドラマ『泳げ!ニシキゴイ』に出演した他、田中樹が舞台『DREAM BOYS』、そして高地優吾が舞台『夏の夜の夢』に出演するなど、京本や松村に限らず、メンバーそれぞれが着実にステップアップしていることがうかがえる。
また、『有吉ゼミ』(日本テレビ系)内の「八王子リホーム」企画や、『オオカミ少年』(TBS系)にもレギュラー出演しているジェシーは、10月28日より放送予定のドラマ『最初はパー』(テレビ朝日系)で主演を務めることも発表されており、俳優、そしてバラエティ番組、双方での活躍が今後も期待される。そんなジェシーだが、ジャニーズJr.時代には周囲との人気の差に悩んだ時期があったようで、その結果“ファンにならなくても面白い、気になる存在になりたい”という思いを持ったという。悔しい過去をポジティブに乗り越えてきた彼だからこそ、お茶の間でも愛される現在の明るいキャラクターへと成長することができたのではないだろうか。
アイドルとしてステージで輝く一方で、時には俳優や、バラエティ番組などでも新たな姿を見せてくれるSixTONESのメンバーたち。それぞれの場所で経験を積み、ステップアップを続けることで、メンバー全員が揃った際には、SixTONESの魅力はさらに深まるのではないだろうか。今後もさらに勢いを増していくであろう彼らの活躍に、ぜひ注目していきたい。
※高地優吾の「高」は、はしごだか