乃木坂46与田祐希・梅澤美波ら“3期生”、活動開始から6年の歩みとメンバー同士の強い絆

2016年9月4日、48,986人という当時としてはグループ史上最多の応募数の中で選ばれた3期生の12人。同年12月には日本武道館でグループ恒例のイベント『お見立て会』を開催すると、2017年2月には登竜門ともいえる『3人のプリンシパル』が4年ぶりに上演。『3人のプリンシパル』について岩本蓮加は自身のブログで「考え方とか気持ちの持ち方とか変わった」と振り返っており、「プリンシパルをやってなかったら、未だに最初の頃と変わらないままだったのかもしれない」と同イベントの重要性を綴っていたが、こうした経験が現在の3期生を形作っていったのだろう。

同年リリースされた18thシングル『逃げ水』では加入から間もない与田祐希と大園桃子がダブルセンターに抜擢。与田は当時のブログで「プレッシャーは大きいけど、成長できる大きなチャンスを与えていただいたからには必死に努力していい意味で変わりたい」と力強い思いを綴っていたが、この経験を経て与田は乃木坂46の中心的存在へと成長を遂げた。また、3期生は単独ライブも経験しており、2021年には4年ぶりとなる『9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜3期生ライブ〜』を開催、3期生が『9th YEAR BIRTHDAY LIVE』のラストを飾っていることからも彼女らの存在の大きさを打ち出したライブとなった。

2021年9月4日には大園が卒業。5年もの間、一度もメンバーが欠けることなく12人で活動してきた3期生にとって12人の絆は強いようで、与田は自身のブログで「ももちゃんと一緒だったから乗り越えられた事がたくさんあります」と大園との思い出を振り返り、「これからもずっと3期生12人は私にとって大切な存在です」とコメント。2人の関係性は大園の卒業後も続いているようで、与田のInstagramでは「今では大切なお友達」というコメントとともに2ショットを投稿し、ファンからは「本当に素敵な関係だね」「与田ももしか勝たん」といった喜びのコメントが寄せられた。

そして、2022年9月4日には加入から6年を迎え、多くの3期生がブログを通して記念日を祝った。副キャプテンを務める梅澤美波は自身のブログでこれまでの6年間の思い出と共に、「出会えて本当に良かったよ、 みんな、６周年おめでとう！！！！！」と3期生の集合写真を添えて回顧。また佐藤楓も祝福に加えて『真夏の全国ツアー2022』の神宮公演で披露した3期生楽曲「僕が手を叩く方へ」について触れ、3期生全員の気持ちが一つになっていると実感したとして「『今この瞬間すごく幸せ』『3期生でよかった』 という思いが上回って笑顔が溢れました」と綴っており、各々が同期メンバーに抱く思いの強さを改めて感じられる日となっていた。

7年目に向けて走り出した乃木坂46の3期生。乃木坂46は8月21日で結成から11周年を迎えたが、これからの乃木坂46を引っ張っていくのは3期生の彼女たちであることは間違いないだろう。今後も3期生の活躍に注目していきたい。