主演ドラマ続く玉森裕太、多彩な職業を演じてきた役作りで俳優としてステップアップ

2022.9.9 20:00
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9月9日の放送が最終回のテレビ朝日系ドラマ『NICE FLIGHT!』で主演を務めている玉森裕太Kis-My-Ft2のメンバーとして活動する一方、さまざまな映画やドラマに出演するなど、俳優業でも活躍している。本記事では、彼の役柄への真摯な向き合い方などを軸に、俳優としての魅力にフォーカスしたい。

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これまで俳優としてさまざまな作品に出演し、2019年には、TBS系ドラマ『グランメゾン東京』で元・一流ホテル最年少料理長である平古祥平役を演じたことでも話題となった玉森。同作のクランクアップ後のコメントでは「自分のなかですごく挑戦で…難しくて、苦しくて、そんな日々が続いていた」と役作りに苦心したことを明かしていた一方で、この役で玉森は『第103回 ザテレビジョンドラマアカデミー賞』、そして『第29回 TV LIFE年間ドラマ大賞』で助演男優賞を受賞しており、真摯な役作りが高く評価されたことがうかがえる。

また、9月9日の放送が最終回の『NICE FLIGHT!』では、自身初のパイロット役を演じており、英語の台詞やコックピットで機器を扱う演技には玉森自身も苦労もしたという。そのため、機器の使い方を学んだことに加え、英語については台詞を録音したものを聞き込むことで覚えていたとテレビ番組の中で明かしていた。そうした努力によって、1つ1つの行動や台詞に説得力が生まれたようで、ネット上からはパイロットを演じる姿に、ファンからは「最高にカッコいい」「自然な演技がすごく好き」といった絶賛の声が寄せられていた。

そんな玉森は、2021年に出演したTBS系のドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』では“子犬系イケメン御曹司でカメラマン”といった役どころを演じており、この時にも、“仕事で触れ合うさまざまなカメラマンを分析することで、役柄のイメージに近づけていった”と公式サイトのインタビューの中で語っている。これまでシェフやパイロット、カメラマンといった多彩な職業の役を演じてきた玉森だが、緻密な役作りで培われたナチュラルな演技ができることも、彼の俳優としての魅力の1つではないだろうか。

そんな玉森は、10月より放送開始の日本テレビ系ドラマ『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』でも主演を務めることが決定しており、公式サイトには「これまでにない玉森裕太がこのドラマで観られると思います」といった意気込みコメントを寄せている。また、今作では“人の顔色を読むことに長けた研修医”を演じる玉森だが、自身も人間観察が好きで、他人の顔色の変化などによく気づくといった、役との共通点をテレビ番組の中で明かしたこともあり、シンクロする部分を持つ主人公をどのように演じるのか、期待が高まる。

『NICE FLIGHT!』から『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』といった地上波ドラマでの連続主演、そして2023年公開予定の映画『シャイロックの子供たち』にも出演することが決定するなど、俳優としてステップアップを続ける玉森。今後のさらなる活躍に注目だ。

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