星野源が文筆活動のきっかけを語る。「文章がとにかく下手だった」

2017.4.15 20:06

14日放送の日本テレビ系「ZIP!」で、星野源が自身の文筆活動について語る場面があった。

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番組では、多岐にわたるジャンルで活躍している星野の本音に迫っていくというテーマのもと、星野とテレビで共演したことがあるココリコの田中直樹が対談相手を務めた。

星野が2年間の思いを綴ったエッセイ集「いのちの車窓から」を先月発売し、これまでにも4冊の本を出していることから、田中は「文を書くことって源くんの中ではどういう感じなんですか?」と質問をぶつける。

星野は「自分が思っていることを伝えられない」「文章がとにかく下手だった」と、23歳のときに文章が上手くなりたいと思ったことがきっかけだったと明かす。そして「仕事にしたらうまくなるんじゃないかな」と、自分の足で編集者のもとへ営業に回り仕事を得たのだと話した。

しかし星野は「とにかく面白いことを書かないといけないんじゃないかという先入観があったり、プレッシャーなり気合とかでウオーって書いて『書けない!』 みたいに悩んでた」と文筆活動での困難に直面したのだと告白する。

ただそれから少しずつ、経験する中で学んでいけたのだとして、星野は「今は自分が思っていることとか、考えていることとか目の前で起きていることによって、自分がどういう風に気持ちが動いたとかを書けるように段々なってきた感覚があります」と語り「今すごく楽しいです!」と文筆活動も充実している様子だった。

星野の「いのちの車窓から」は発売前に重版が決まるなど異例の販売スピードとなり、累計24万部、「オリコン週間“本”ランキング」では、BOOK(総合)部門のあらゆるタイトルを抑えて総合1位を獲得した。

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