天海祐希、“おじさまに同化”共演者からのダメ出しに苦笑い。「自分でもよく感じる」

2017.4.10 21:08

10日、テレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」の制作発表記者会見が都内・テレビ朝日本社で行われ、主演の天海祐希をはじめ共演の田中哲司速水もこみち鈴木浩介大倉孝二でんでん大杉漣小日向文世が登壇した。

2014年に連続ドラマとして放映され、翌年にはスペシャル番組も放映された人気シリーズ。天海演じる取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対策取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を展開する。第2シーズンでは「普通の人間が一番怖い」をテーマに、前シリーズよりもさらに手強くなった被疑者たちをキントリメンバーが“マル裸”にしていく。

天海祐希
天海祐希

天海は3年前のドラマ放映終了後から共演者たちと食事に出かけるなど親睦を深めていたと話し、「続編があったら、次はこうしよう」という話で盛り上がっていたという。続編の制作決定を知ったときの気持ちについて「すごく嬉しいのが大多数なんですけど、『あっ、よかった』っていう気持ち」と語っていた。ドラマの続編制作決定について「予想通り」の結果だったかを聞かれると、天海は「言葉は悪いですけどね」と笑いながら答えていた。

田中哲司
田中哲司

会見では天海が「私のことをどう思うか」と共演者に問いかけ、“公開取り調べ”を行った。田中は「素敵でキラキラしているので、それ以外ないですね」と語るも、「ぶっちゃけ怖い」と話し会場を沸かせた。男性メンバーの中で紅一点のポジションである天海だが、周囲に溶け込み撮影を行えているという。鈴木から「おじさま世代の中に混ざっても違和感なく同化している。“キントリ”メンバーの中の一輪の花であるってことを忘れがちなんじゃないか」という声が上がると、天海は「自分でもよく感じます」と苦笑していた。

速水もこみち
速水もこみち

“公開取り調べ”が終わると天海は「毎回楽しい素敵な現場だったんだなって。またこうしてやらせていただけることが本当に幸せだなと思いました」と感想を語り、「こんな私をみなさん応援してくださって付き合っていただいて、本当にありがたいなと思っております」と共演者に感謝の言葉を述べた。

鈴木浩介
鈴木浩介

年度初めということで今年度の目標について聞かれると、天海は「頑張る」と書かれた色紙をかかげ「今年で50(歳)になりますのでより良い人間になれるように頑張ることと、またこうしてみなさんでご一緒させていただけるので嬉しいなっていう気持ちを込めて、頑張ってみなさんに素敵な作品を届けたい。とにかく頑張る」と目標を語った。

大倉孝二
大倉孝二

速水は「緊急メシ」を目標にかかげ、「みなさんお忙しいので疲れも溜まっていきますから、(現場で料理を)パッと作ってお出しできたらな」と語った。「バレンタインには素晴らしいケーキを作ってくれて」と天海が速水の料理の腕について話すと、速水は「そっちが本職になってきてます」と答え会場を笑わせていた。

でんでん
でんでん

天海はドラマについて「普通の人がいつ犯人になってもおかしくないという状況が描かれていて『怖いな』と思う反面、その犯人にも人生があり、亡くなられた方にも人生があるという、とても心に訴えかけるようなストーリーになっています」と紹介し、「ぜひみなさん楽しみにしていただけたら」と呼びかけた。

大杉漣
大杉漣

木曜ドラマ「緊急取調室」は4月20日スタート。

小日向文世
小日向文世
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