木村拓哉が初めて告白した紅白辞退の想いとは?「正直複雑でした」今後のアーティスト活動についても言及
10日放送のフジテレビ系「めざましテレビ」で、元SMAPの木村拓哉が紅白に出演しなかった年末年始を振り返る場面があった。
番組では、フジテレビの軽部真一アナウンサーが主演映画「無限の住人」公開を控える木村にインタビューをおこなった。軽部アナが「今年は木村さんにとって新たな一歩と言えなくもないですよね?」と質問すると、木村は「そうですね、ちょっとした新人と思って」と謙虚に答えた。
続けて「年賀状とか友人・スタッフから届くメールの内容だったりとか、それを見ていると“新年”という言葉に対して何かちょっと反応する自分がいたので、これは年だけじゃなく自分自身もそうだなと思って」と年明けの心境を語る。
軽部アナからの「今までの新年の迎え方とやっぱり一味二味違う?」との問いかけに対し、木村は「違いました」「年末に、NHKホールにいなかったのが、ちょっと風変わりな時間でしたね」と常連だった紅白歌合戦への不出場についても言及し「正直複雑でした」と胸中を明かした。また「たくさんの声だったりとか、NHKさんの関わっていたそういう人たちからの気持ちも実際に受けてはいたので、正直ちょっとちゃんと応えられないのが残念だなとは思っていた」と出場できなかった無念をにじませる。
そして本日10日放送の同局系「さんタク」内で人気コーナーとして恒例の歌についても「“歌筋(うたきん)”が落ちてて」と歌っていないことによる衰えを感じたとコメント。今後の始動が期待されているソロ活動についても「それ(自分の歌)を必要として下さる方がいたらだとは思いますけど」と意欲を見せていた。
この放送にTwitterでは「グループ解散してから『ひとりの力』の小ささを痛感しているように見えた」「自分ではどうにもならなかった悔いとこれからの想い。伝えてくれて有り難う」の声や、「歌筋鍛えて、お願いします」「歌筋 使うなら5人と一緒だといいな〜」とソロでの歌手活動の始動を期待する声やSMAPの復活を願う声も多くあった。
SMAPは昨年末28年のブループの歴史に幕を下ろし解散。「NHK紅白歌合戦」はグループ揃っての最後の活動の場となるのではないかと囁かれてきたが、それは実現せず、20年間看板番組として続けてきた「SMAP×SMAP」の最終回が“SMAP”としての最後のステージとなっていた。