川栄李奈、秋ドラマのヒロインに決定!『カムカム』でも話題を呼んだ自然体な演技に期待

2022.8.9 20:00
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川栄李奈/(c)E-TALENTBANK

先日、10月より放送開始予定のフジテレビ系ドラマ『親愛なる僕へ殺意をこめて』でヒロインを演じることが発表された川栄李奈。本記事では、2021年後期放送のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で、三代目のヒロイン・大月ひなたを演じたことも記憶に新しい彼女が、朝ドラ以降の初の連続ドラマにかける思いや、女優としての魅力あふれる姿に着目したい。

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AKB48の人気メンバーとして活躍し、卒業後はドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(2019年・日本テレビ系)や、NHK大河ドラマ『青天を衝け』(2021年)といった多彩なジャンルの話題作に次々と出演し、新たなステージでも存在感を増していた川栄。2022年には、かねてから描いていたという“朝ドラヒロイン”の夢を自らオーディションでつかみ取り、連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』ではヒロインの1人として出演し、そこで見せた自然体な演技が大きな話題を呼んだ。

そんな川栄は、自身が“お手本にしたい”と尊敬している人物について、過去にテレビ番組に出演した際、“低姿勢で常に人を気遣いつつ、空気感の良さが結果的に良い演技に繋がっている”と、ベテラン俳優の光石研の名前を挙げて語ったことがある。さらに、「人生の人間としての目標が光石さんみたいな感じ」と明かし、“出会っていなければもう少し調子に乗ってしまっていただろう”と話す川栄だが、光石のような共演者とのさまざまな経験が、朝ドラヒロインという大役を務めた後も、彼女の女優業における糧となるのではないだろうか。

『カムカムエヴリバディ』以降、本格的な連続ドラマには出演していなかった川栄だが、2022年10月より放送予定の『親愛なる僕へ殺意をこめて』では“連続殺人鬼の息子”という重い十字架を背負った主人公・浦島エイジ(Hey! Say! JUMP・山田涼介)の相手役となるヒロイン・ナミを演じることが発表されている。作中の半グレ集団“スカル”が運営するデートクラブでいや応なしに働かされている女性という役どころで、原作コミックに登場する別名の登場人物の要素を内包したドラマならではのキャラクターとのこと。川栄にとっても新たな挑戦となりそうだ。

同作への出演が決定した際の心境について、川栄は「純粋にとてもうれしかったです」といった喜びを公式サイトに寄せたコメントで明かした一方で、『カムカムエヴリバディ』出演後にドラマや映画など長い作品のスケジュールが入っていなかったことに触れつつ、「今は体力がすごくあり余っている状態」「クランクインするのが本当に楽しみです!」といった意気込みも明かしている。また、濃いキャラクターが多く登場する中、自身の演じる“ナミ”は最も視聴者に寄り添った役柄であるとも語っており、これまで川栄が見せてきた自然体な演技の強みが、今作でも活きるのではないだろうか。

先日クランクインしたことがドラマの公式Twitterの投稿で明かされ、放送への期待の声が既にSNS上でもあがっている同作。川栄が演じる“ナミ”は、不遇の人生を送っており、人生を半ば諦めているという、『カムカムエヴリバディ』で演じた“ひなた”とはかなり印象の異なるキャラクターだけに、今作でどのような演技を見せるのか期待が高まる。“朝ドラヒロイン”の夢を叶え、女優としてより輝きを増す川栄に今後も注目していきたい。

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