前田敦子、AKB48卒業から約10年が経つ現在まで続く板野友美らメンバーとの交流
CDシングルの選抜メンバーを決める“選抜総選挙”にて複数回1位に輝くなど、AKB48時代には、トップアイドルとして活躍した前田。そんな華やかなアイドルとしてのイメージの一方で、当時のグループの雰囲気について「総選挙の半年ぐらい前からメンバーが殺伐とし出す」と、卒業後にテレビ出演した際に振り返っており、現役時代は、グループのメンバーらとは互いに意識し合う、ライバルのような関係性だったことがうかがえる。
そうした環境から、それぞれのタイミングで巣立った前田らだが、卒業後の現在は、互いのSNS上で仲睦まじい姿を発信し、反響を呼ぶことも多い。アイドル時代は前田と共に“神7”と呼ばれた板野友美は、自身のInstagramで、30歳の誕生日を迎えた際や同じイベントに出席した際に前田との2ショットを公開しており、こうした姿に、ファンからは「卒業してお仕事でご一緒する、素晴らしいなぁ」「あつとも、最高ですね!」といった喜びの声が寄せられた。前田の卒業から約10年が経った現在も、当時のメンバーと交流がある様子をうかがい知れるのは、ファンにとっても嬉しいことのようだ。
前田自身も、今年2月には自身のInstagramの中で、自身と同じく母となった篠田麻里子と、現在は実業家として活躍している島田晴香と共に休日を過ごしたことを明かしており、篠田の娘と、自身の息子の仲睦まじい様子についても綴っていた。また、指原莉乃も、前田の息子の面倒を見た経験があるとテレビ番組の中で語っており、1児の母として子育てに奮闘する前田にとって、元メンバーらの存在は心強いものとなっているのではないだろうか。
さらに板野と同じく“神7”の高橋みなみとも交流が続いているようで、昨年10月には2人揃って『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にもゲストとして登場し、話題となった。番組の中で前田は、高橋について「1番会ってるかもしれないです」と明かし、高橋も前田と共に“朝活”としてカフェを訪れ、会話もしないまま数時間過ごしている、といったエピソードを語っていた。多感な10代を共に過ごした2人だからこそ、大人になっても互いに自然体の、リラックスした関係性を維持することができるのかもしれない。
かつてはライバルとして競い合った元AKB48のメンバーたち。そうしたシビアな環境の中で、共に青春時代をアイドルとして走り抜けてきた仲間たちだからこそ、卒業後も互いの心境や状況などを、より深く理解し合うことができるのではないだろうか。時には“ママ友”、時には旧知の友人として交流を続ける前田と元メンバーの絆は、今後も反響を呼びそうだ。