入社式に長谷川博己と岡田将生がサプライズ登場。「皆さんが出世された時に…」営業コメントも。
長谷川は今作が日曜劇場初主演、岡田はTBSテレビ連続ドラマ初出演で、新入社員同様、日曜劇場のニューフェイスといえる。司会からサプライズゲストがいることを告知された新入社員は大興奮。そんな中、長谷川と岡田が登場し、会場にいた女性陣を中心に黄色い歓声が沸き起こった。
新入社員から新しい環境で対応する秘訣を問われた岡田は「僕も新しいドラマなどに入るときは、会ったことのないスタッフやキャストの方々とお仕事をさせてもらっていますが、毎回、コミュニケーションをとって信頼関係を作っています。恐れず、上司の方々と お話をしてください。僕は分からないことがあるときは、分からないと素直に聞いています。参考にして 頂ければ幸いです」と語った。
また、長谷川は「嫌なことや、辛いことがあるかもしれませんが、信念と志を強く持っていれば、何かの糧になって、必ず自分のやりたいことが切り開かれます。若い時ならやり直しはきくので、適度に挫折も経験した方が良いと思います。若さは何物にも変えられない宝物です。その若さでどんどん勝負をしてください。そして、皆さんが出世された時に、僕のことを起用して頂けたらうれしいです(笑)」と笑いを交えてエールを送った。
【日曜劇場『小さな巨人』概要・あらすじ】
これまでの謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を描いた警視庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメント。
警視庁捜査一課強行班1係長の香坂(長谷川博己)は、今年三度目の捜査本部事件を解決する活躍をみせていた。その祝勝会と称して、前捜査一課長で今は所轄の署長をしている三笠(春風亭昇太)と料亭で会食していると、どこで聞きつけたのか現捜査一課長・小野田(香川照之)が現れる。三笠と小野田は優秀な部下の香坂を評価しているという共通点はあるが、互いの捜査理論の違いから腹の底ではいがみあっている。
会食を終えた香坂は、料亭の前で中小企業の社長・中田隆一(加藤晴彦)の飲酒運転を疑い取り調べた際、偶然、隆一の車を傷付けてしまう。すると翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクの見出しに“飲酒状態の刑事、車を破損”と記事が掲載されていた。香坂は警察官による不正を調査する監察官・柳沢(手塚とおる)に呼び出され、宴席の直後に取り調べをしたのではないかと問いただされる。黙秘を続けるが、上司にあたる小野田が呼び出され、日本酒を飲んだことを打ち明けられ、警察の名誉を傷付けたとして所轄への 異動を命じられてしまう。
香坂が芝署にやってくると、日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝)が誘拐される事件が発生する。誘拐犯は身代金を要求している。捜査一課の時と同様に捜査をしようとする香坂であったが、これまで部下であった警視庁捜査一課長付運転担当・山田(岡田将生)に「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺される。香坂のもとに残されたのは、問題だらけの所轄刑事のみ。彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか!?
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