朝ドラ出演決定も話題に!Snow Man目黒蓮、ひたむきな努力で成長する俳優としての魅力
2020年、Snow ManのメンバーとしてCDデビューを果たした目黒。翌年には、警察学校を舞台にした木村拓哉主演のスペシャルドラマ『教場II』に出演し、警察一家に育ち、冷静な観察眼を持った生徒・杣利希斗を演じた。同ドラマの公式サイトに寄せたコメントでは、出演が決定した際は喜びと共にプレッシャーを感じたとも明かした一方で、「とにかく僕は人生において、“どれだけ楽しいことを経験できるか”ということを考え方の土台にしていて、いろんなことに挑戦したいという思いで常にいます」と、芝居に対する前向きな心境も語っている。
そんな目黒に対し、同作のプロデュースを行った渡辺恒也氏は、「『学べるものはすべて吸収してやろう』とする“ひたむきさ”が魅力であり、大きな武器でもあると感じました。」といったコメントを寄せている。同期が次々に先にデビューしたという経験を持ち、当時の心境について、「自分と立場が離れ過ぎてて、もはや悔しいもこない」ともテレビ番組の中で明かしていた目黒だが、スタッフと共に裏方作業を行うなど、長い下積み時代を過ごしてきた彼だからこそ、俳優という仕事に対しても常にひたむきな努力を続けられるのではないだろうか。
また、昨年放送されたドラマ『消えた初恋』では、なにわ男子・道枝駿佑とW主演を務め、硬派な男子高校生・井田浩介を演じ、初の学生役で“初恋ラブコメ”にも挑戦。目黒演じる井田の不器用だがまっすぐな姿に、ネット上では「キュンが止まらない」「感情が表に出ない難しい役どころをリアルに演じて井田そのもの」「ハマリ役だった」などの絶賛の声があがっており、こうした反響からも、目黒の俳優としての成長を感じることができる。
そうしてシリアスな作品や、ラブコメなどのジャンルを経験してきた目黒だが、2022年3月には、Snow Manメンバー全員が出演した映画『おそ松さん』で三男・チョロ松を熱演。メンバーらと共にコミカルな演技で新境地を見せ、こちらも大きな話題となった。同作の紹介動画である『おそま通信』の中で、目黒は、ツッコミのテンポやセリフのスピード感を意識しながらチョロ松を演じていたことを明かしており、コメディ色の強い作品においても、独自のこだわりを持って向き合う、目黒の芝居に対する真摯な姿勢がうかがえる。
今後も、朝ドラ『舞いあがれ!』に加え、12月2日公開予定の映画『月の満ち欠け』に出演することが決定しており、さらに来春公開予定の映画『わたしの幸せな結婚』では単独主演を務めるなど、今や俳優としてもひっぱりだことなっている目黒。長い下積みを経たことで得た、成長への貪欲な姿勢、そしてひたむきな努力を武器に、これからも飛躍を続けていくのではないだろうか。