星野源が伊丹十三賞を受賞「人生を丸ごと認めていただいたように…」ネットでは祝福の声

2017.3.29 17:26

28日に伊丹十三記念館のホームページにて、伊丹十三賞を受賞した星野源のコメントが掲載された。

伊丹十三賞とは、映画監督以外にもデザイナー、イラストレーター、俳優、エッセイスト、テレビマン、雑誌編集長と、さまざまな分野で活躍した故・伊丹十三氏の偉業を記念する賞であり、過去には映画監督の是枝裕和、俳優のリリー・フランキー、タレントのタモリといった錚々たる面々が受賞しており、今回は第9回となる。

受賞理由は「音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断し、どこか息の詰まる時代に、エンターテイナーとして驚くような風穴をあけてしまった星野的表現世界に」と、マルチに活躍する星野らしいものだった。

この受賞について星野は伊丹十三記念館のホームページ上でコメントをしており、冒頭では「本当に驚いています。自分にとって伊丹さんの存在は、遥か遠くに見える灯台のようでした」と、伊丹さんへの尊敬の念を示した。

続けて星野は「その灯りへはどうやっても辿り着けないようにできていて、その活動の姿勢や後ろ姿から、暗に『君は君の場所を作れ』と言われてるようにいつも感じていました。そしていま、こうして伊丹十三賞をいただけたことは、身に余る光栄であり、人生を丸ごと認めていただいたように嬉しいです。これからも手探りで活動を続けたいと思います。本当に、有難うございます」と謙虚につづった。

この快挙に、ファンからはTwitterで「おめでとうございます 受賞理由が素晴らしいですね! これからも『星野的表現世界』を広げて頑張ってください。」「自分を信じてずっと頑張ってきた事を最高のかたちで評価されたことが受賞理由に表れていましたね 嬉しいです」と祝福の声が挙がったが「これからも『無理しない』で頑張ってください」と、多忙な星野を気遣う声も寄せられていた。

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