乃木坂46・櫻坂46・日向坂46、メンバーの卒業や加入など過渡期を迎えた2022年の上半期

2022.7.11 20:00
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2022年の上半期を振り返ると、乃木坂46は5期生の加入や新内眞衣・北野日奈子らの卒業、櫻坂46は、欅坂46時代からグループを牽引してきた渡邉理佐と原田葵の卒業、日向坂46は東京ドーム公演の開催や渡邉美穂の卒業など、多くのトピックがあった。本記事では、坂道グループの上半期の主な活動を振り返っていきたい。

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今年2月でCDデビュー10周年を迎えた乃木坂46。上半期には、グループを引っ張ってきた2期生の新内眞衣、北野日奈子の卒業に加え、同じく2期生の山崎怜奈も7月17日の活動をもって卒業することを発表するなど、世代交代を色濃く感じさせる流れとなった。一方で、新たに5期生が加入すると、グループの冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)や『新・乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)をはじめ、井上和や川崎桜らが雑誌の表紙を飾るなど、新世代メンバーが早くも活躍し始めている。10周年の節目を迎えたグループに、フレッシュな魅力あふれる5期生メンバーが新しい風を吹かせてくれそうだ。

また、5月14~15日にかけては、日産スタジアムにて『乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE』が開催され、生駒里奈や白石麻衣といったOGメンバーがサプライズ出演し、10周年の節目を盛り上げたことも大きな話題となった。グループのキャプテンを務める秋元真夏は、ライブ後のラジオ番組で、新旧メンバーのパフォーマンスを見て感動したといい、「昔も今もやっぱり乃木坂いいなってふうに思えた2日間でした」とコメントしていたが、10年の歴史を持つ乃木坂46だからこそ、先輩から後輩へとパフォーマンスが受け継がれていく様子を、ファンが見守ることができるという楽しみもあるのではないだろうか。

改名から1年以上が経過した櫻坂46は、今年4月に4枚目となるシングル『五月雨よ』をリリースした。そこで初めて表題曲センターに抜擢されたのが、グループ最年少で、ファッション誌『ViVi』専属モデルも務める山崎天だ。センターへの抜擢が決まった後のブログでは、「自分の気持ちや考えを言葉にする事が私にとっては一番難しい事」としつつ、「みなさんの心に響く作品にしたい」と、最年少ながら力強い決意を覗かせていた。グループにとって新たな挑戦となる楽曲や山崎のパフォーマンスに対し、ファンからは好意的な声が多く寄せられるなど、今後のグループの未来が明るいものであることを示してくれる作品となったようだ。

また、グループを草創期から牽引してきた渡邉理佐と原田葵の2人が卒業したことも、上半期のトピックのひとつだ。1期生として、改名などさまざまな困難を経験してきた彼女たちの功績はしっかりとファンの間に刻まれていくのだろう。8月3日にはグループとして初のアルバム『As you know?』のリリースを予定していることに加えて、新メンバーオーディションの開催など、大きな話題が続いている櫻坂46の今後に注目したい。

日向坂46はというと、3月にデビューシングルから4作連続でセンターを務めてきた小坂菜緒が長期休養から復帰し、同月にグループ初となる東京ドーム公演を成功させ、さらにはメンバー個人個人がテレビ番組で活躍する機会が増えるなど、その勢いはさらに増している印象だ。なお、日向坂46にとって特別なステージとなった東京ドーム公演を終え、キャプテンの佐々木久美は、自身のブログにて、「ずっと愛してもらえるグループであろうと 再び心に誓いました」と決意を新たにし、「もっと高みも目指したい」と前向きな思いを綴っていた。

新たなスタートを切った日向坂46は6月1日に7枚目のシングル『僕なんか』をリリース。再び小坂がセンターに復帰したことでも注目を集めたが、同作をもって2期生の渡邉美穂が卒業を発表し、6月28日には卒業セレモニーが開催された。一方で、新メンバーオーディションの合格発表が8月に予定されており、グループの4期生となる新たな顔ぶれへの期待も高まる。

2022年は、昨年に引き続きグループの草創期を彩ってきたメンバーの卒業が相次いでおり、3組それぞれが過渡期を迎えている状況と言えるだろう。櫻坂46日向坂46は新メンバーオーディションも行われており、未来を担う新世代も注目の存在だ。下半期の各グループの活躍にも期待したい。

※川崎桜、山崎天の「崎」は立つ崎

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