玉森裕太・中島裕翔ら“実力派”ジャニーズが躍動！2022年の多彩な夏ドラマで見せる演技力に期待

7月22日より放送開始のドラマ『NICE FLIGHT!』（テレビ朝日系）で、航空会社の副操縦士・倉田粋を演じる玉森裕太（Kis-My-Ft2）。これまで、数々の話題作に出演し、『グランメゾン東京』（TBS系・2019年）ではシェフ、『オー！マイ・ボス！恋は別冊で』（TBS系・2021年）ではカメラマンなど、さまざまな職業に扮してきた玉森だが、今作で初のパイロット役を演じるにあたり、当初はプレッシャーを感じていたことを公式サイトに寄せたコメントの中で明かしている。一方、「コックピットで機器を扱う仕草などもたくさん出てくるので、ひとつひとつ理解しつつ、夢のある姿をお見せできたら、と思います」と工夫も語っており、仕草の1つ1つに至るまで、玉森が真摯な役作りを行っていることがうかがえる。

また、5月20日に最終回を迎えたドラマ『青野くんに触りたいから死にたい』（WOWOW・2022年）で、心に闇を抱えた二面性のある幽霊役を演じて話題となった佐藤勝利（Sexy Zone）は、7月11日より放送予定の病院を舞台にしたミステリー＆サスペンスドラマ『赤いナースコール』（テレビ東京）では、主人公・春野翔太朗役を演じる。前クールとは異なる、“恐怖に翻弄される側”を演じるにあたり、佐藤は「変わった役ではなく“普通”なので、そこが難しいのですが、魅力な人間力を僕なりに出せたらなと思います」といったコメントを公式サイトに寄せており、普段の華やかな印象とは異なる、“普通”を表現する佐藤のさらなる新境地に期待が高まる。

そして、7月14日に放送開始の『純愛ディソナンス』（フジテレビ系）では、中島裕翔（Hey! Say! JUMP）が、兄への強いコンプレックスを抱えながらも、表向きは好青年の教師を演じる。過去に主演を務めたドラマ『水球ヤンキース』（フジテレビ系・2014年）や『僕はどこから』（テレビ東京系・2020年）で共演した俳優の間宮祥太朗は、中島について「すごい頼り甲斐のある主演」とテレビ番組の中で語ったこともあり、俳優として確かな経験を重ねてきた彼が、女子生徒との禁断の関係、そして不倫といった“ドロドロ”な展開も描かれるという挑戦的な同作で見せる新たな一面に注目だ。

そんな佐藤や中島と同じく“新境地”に期待が寄せられているのが、7月8日深夜から放送開始の『雪女と蟹を食う』（テレビ東京系）で、冤罪をきっかけに人生が狂ってしまった青年を演じる、重岡大毅（ジャニーズWEST）だ。自ら命を絶とうとした青年と、セレブな人妻が“北海道で蟹を食べる”という目標のために2人旅をするといった、ミステリアスなストーリーの同作。重岡はオファーを受けた際の心境について、公式サイトの中で“腹決めていかないといけない”と語っているが、さらに“この現場で吸い尽くせるところは全部吸い尽くしてやろうと思っている”といった熱意も明かしており、今作での挑戦が重岡の俳優としてのさらなる成長に結びつきそうだ。

華やかな存在感だけでなく、演技経験が豊富だからこそ演じることのできる、挑戦的な役柄や、ストーリーが揃った7月期のジャニーズ主演ドラマ。それぞれの俳優としての活躍が裏付ける、個性あふれる演技に注目してみてはいかがだろうか。