KinKi Kids堂本剛、“本当の自分を求められない”葛藤の過去を告白「無理矢理喋ってたんで」
2022.7.5 10:30
7月2日に放送された日本テレビ系『マツコ会議』に、KinKi Kidsの堂本剛がリモート出演した。
番組内で、堂本は「この仕事を始めた時は、(僕)全く喋らなかったんで」と切り出し、「『なんでそんなに喋らへんねん。関西人やのに』ってジャニーさん(故・ジャニー喜多川氏)に言われて、『いや関西人でも喋らへんタイプもいるねん』って言ってたんですけど、『いやもっと喋りなよ』みたいに言われて」「それからお笑いの方の漫才をいっぱい観て、無理矢理喋ってたんで」と振り返った。
続けて「本当の自分は求められてなくて、求められている自分を生きるっていうことがやっぱり僕の大事なことなんだなぁと思ってやったんですけど、本当の自分がとうとういなくなってしまうっていう不安も出てきて」と過去の葛藤を明かしつつ、そんな堂本を見かねた故・ジャニー喜多川氏が、自分自身でプロデュースして自己表現する“音楽の道”を与えてくれたと説明。
これを受けて、出演者のマツコ・デラックスは「望まれていることだけやり続けてしまうともう…すっからかんになっちゃうっていうのは、ほんとにたぶんこの世界でさ、本気で仕事してる人なら、たぶんみんな感じてることでさ」「私もなんか言いたいこと言ってるようにみなさんからは見えるかもしれないんだけど、でもやっぱりこれすごいTVショー的なことをやってるわけじゃん、自分の中で。このまま、ず~っとあと5年、10年いい子ちゃんで続けてったら、おそらく私なんか大噴火起こすんだろうなっていうさ、恐怖みたいなのはずっとあるのよ」と共感していた。