ドラマ「カルテット」最終回の名シーンにはもう一つ案があった?「実現できなかった幻のシチュエーション」裏話公開
21日、ドラマ「カルテット」のオフィシャルサイトにて最終回のあるシーンについての裏話が公開された。
「現場レポート」の一つとして更新された「見つけた!」と題されたレポートでは、最終回で、“真紀”(松たか子)のことを迎えに行ったすずめ(満島ひかり)、別府(松田龍平)、家森(高橋一生)が、立ち並ぶ家の中から“真紀”を探し出すために、公園で演奏し、“真紀”がその音を聞いて駆けつけて来た後のシーンの裏話が明かされた。
このシーンでは、まず、すずめが“真紀”に駆け寄り、その姿を見て“真紀”を連れて帰る決心をするかのごとく、強く抱きしめる。そして、そこに家森も加わって、別府はそれを少し離れたところから微笑ましく見つめる、と言う様子が描かれた。
レポートによると「台本には<司は走って行き、諭高も真紀を抱きしめる>と書かれていたのですが…。『なぜ司は抱きしめられないの?一番真紀さんに抱きつきたいはずなのに(笑)』というみんなの疑問&松田さん『俺は(笑)?』」という声が上がり、監督から「4人でギュっとしあうのも、一回見せてください」と言う指示があり、試しに四人でギュッとしあってみたそう。
しかし、それを見た結果「『4人だと甘いというかクリアになっちゃうかな、やっぱり大人な感じにしましょう』ということでやはり台本どおり、3人が抱き合っているのを嬉しそうに見る司…という動きになりました」と、放送のバージョンが採用されたと言う裏話が公開されている。
しかし、テストのシーンとは言え、一度“真紀”に抱きつくことの出来た別府こと松田龍平は、その感想を「あたたかかった(笑)」と語っていたそうで、レポートでは「撮影では実現できなかった幻のシチュエーションでした。」と締めくくられていた。
ドラマ「カルテット」は好評のまま、21日に最終回を迎えている。
写真:(c)TBS
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