初のドームツアー開催のジャニーズWEST、力強いパフォーマンスを武器に音楽フェスでも活躍
ジャニーズWESTは、2014年にシングル「ええじゃないか」でCDデビューした、関西出身の7人組グループ。現在は『DEEPな店の常連さんに密着 イキスギさんについてった』(TBS系)や、『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』(朝日放送)といったバラエティ番組にレギュラー出演しており、さらにメンバーそれぞれも俳優やモデルとしても活躍。また、関西色の強いキャラクターからか、番組で共演していたという麒麟の川島明がジャニーズWESTのグループメールに参加し、日常的にトークに加わっていると明かしたほか、霜降り明星のせいやも重岡大毅とLINEを交換し、その際の対応を「もう雰囲気すごい良かった」と振り返ったこともあるなど、芸人との親しさが伝わるエピソードも存在している。
そうしたアイドルらしい活躍で、お茶の間での存在感を増している一方、彼らを語る上で欠かせない武器の1つが、デビュー曲「ええじゃないか」などの明るくキャッチーな関西色を活かした楽曲と、「証拠」「BigShot!!」といった、聴いている人を元気づける応援ソングの両方を歌いこなす、力強い歌声とパフォーマンスではないだろうか。同じく関西発の先輩グループ・関ジャニ∞とは異なり、全員が楽器を持つバンド的なグループではないものの、5月には『OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022』、6月には『LOVE MUSIC FESTIVAL 2022』といったフェスにジャニーズ事務所から唯一出演しており、音楽的な面でもグループ独自のカラーを見せている。
大型ロックフェスである『OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2022』に参加が決定した際には、フェスの公式YouTubeチャンネルのコメント動画にて、出演の喜びと共に「音楽の力で皆さんと繋がって、爆発したいね」と、意気込みを語っていたメンバーたち。その言葉の通り、会場は大きな盛り上がりを見せたようで、出演後には参加者からの「ジャニーズWESTすごかった」「あんなに熱くて良い歌を歌ってるって知らなかった!」などの絶賛の声がネット上であがっていた。自身らのファンだけではない観客の前でパフォーマンスしたことが、結果的に、新しい層へと魅力が伝わるきっかけになったのではないだろうか。
2016年12月24、25日に京セラドーム大阪で開催された彼らにとって初のドームライブ『ジャニーズWEST 1stドーム LIVE 24(ニシ)から感謝 届けます』から6年近くの時が経った2022年、同じ会場から、今度は愛知と東京を含む3大ドームツアーがスタートする。独自のカラーを持つジャニーズWESTは、ドームという大きなステージで、関西から全国へと、さらに元気な歌声を届けてくれるのではないだろうか。彼らの今後の活躍に、ぜひ注目していきたい。