木村拓哉、ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』クランクアップで「なにしてくれんだよ!」共演者はにんまり

2017.3.16 21:00

3月19日(日)に最終回を迎える日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』(最終回15分拡大スペシャル よる9時〜10時09分)。昨年12月から撮影していたドラマの収録がこのほど全て終了した。

主要キャストたちは順次クランクアップ。3カ月半にわたる撮影が終わったとあって、竹内結子は「やっとこの日が迎えられてよかったです」とほっとした様子。松山ケンイチは「すごく大好きな役者さんたちに囲まれてとても勉強になりましたし、人間としてもとても勉強になりました」と話し、菜々緒も「出演者の みなさんが豪華すぎて、ピンマイクが心臓の音を拾うんじゃないかと思うくらい緊張しましたが、いい勉強と素晴らしい経験になりました」と共演者たちとの出会いに得たものが多かったよう。

また、木村文乃は「本当に幸せな3カ月強だったなと思います。これからも完璧なオペナースとして器械出しの腕を磨き続けたいと思います(笑)」、及川光博は「各セクション、みなさんのプロフェッショナルな仕事を見て大変勉強になりました。そして俳優部のみなさんには本当に仲良くしていただいて、ミッチーとってもうれしかったです!」とユーモアたっぷり。浅野忠信木村拓哉と抱き合い「やったぜー!なんとか乗り越えることができました」と喜びを爆発させた。

そして撮影最終日、主演の木村拓哉1人のシーンでオールアップの予定だったが、松山、木村文乃、浅野 が急遽駆けつけ、撮影が終わった瞬間に木村の前に登場。前日に3人のクランクアップを見届けていた木村はサプライズに驚き「びっくりしたー!なにしてくれんだよ!(笑)」と目を見張った。3人は花束を渡しながら「僕たち通りすがりで・・・」(浅野)、「お疲れ様でした!」(松山)、「(サプライズ)大成功!」(木村文乃)と木村の反応ににんまり。

木村は3カ月半の撮影を振り返り「本当にいい現場でした。いい仲間といい時間が過ごせたと思っています。描ききれなかったことはまだまだいっぱいあるとは思いますが、それはそれで、今の自分たちにできる全力だったと思います。自分の未熟さも感じましたし、まだまだ一途一心にやらせていただきます。ありがとうございました!」と想いを語った。

「愛しい人の命」「たったひとつの人生」を巡り、木村拓哉演じる職人外科医・沖田一光と彼を取り巻く医師・看護師たちが病院を舞台にドラマを繰り広げてきたこの作品、沖田と深冬(竹内)、壮大(浅野)の関係や、嫉妬に苦しむ壮大の暴走、そして心に残る沖田のセリフなどが話題になってきた。

最終回では沖田と壮大、二人の因縁の対決についに終止符が打たれる。それぞれに譲れないものを抱え、医師という職業を全うしようとする登場人物たち。果たして彼らが行き着く先は?最後の最後まで目が離せない。

【最終回あらすじ】

深冬(竹内結子)から手術は沖田(木村拓哉)に任せたい、と言われ激高した壮大(浅野忠信)。夫である自分ではなく、元恋人に命を託したいのか・・・。傷ついた壮大は、虎之介(柄本明)らによる糾弾もあり、壇上記念病院から姿を消す。深冬の手術は沖田に託され、沖田は準備を進める。そして壮大が不在のまま、深冬の手術当日を迎える。万全の体制で手術に臨んだ沖田だったが、深冬の状態が思ったよりも悪かったことを知り――。

 

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