ドラマ出演が続く堀未央奈、恋愛からコメディまで幅広く挑戦！若手女優としての成長に期待

乃木坂46に在籍していた2019年、映画『ホットギミック ガールミーツボーイ』で初主演を果たし、2021年の卒業後に出演した『サレタガワのブルー』（MBS・TBS系）では、“史上最凶の不倫妻”というインパクトの強い役柄を体当たりで演じ、女優として大きく成長を遂げた堀。『ホットギミック ガールミーツボーイ』の山戸結希監督と仕事をしていくにつれて、それまでとは演技への向き合い方が変化したようで、本サイトのインタビューでは、「前までは役を作りこんでガチガチに固めていたんですけど、それだと後々修正が効かない」「今ではある程度台本覚えたらあとはもう自然な流れで、あくまでもナチュラルに演じられるように意識するようになりましたね」と語っていた。

2022年には、ドラマ『まったり!赤胴鈴之助』（BSテレ東・テレビ大阪）でヒロイン役を演じ、自身初の本格コメディに挑戦。同作の現場は、アドリブや“変顔”であふれていたというが、堀は役作りについては「常に冷静さを持ってないといけなかったので、ビシッと言うときはビシッと言うとか、ノリに乗るときは一緒にふざけてみるとか、メリハリみたいなものは常に意識していました」と話していた。また、堀のYouTubeチャンネルで公開されている尾上松也との対談動画において、尾上は堀について、「僕が結構ふざけた芝居とかさせていただいたのに、もうしっかりと対応してくださって、とても僕もありがたかったです」と、その対応力に感心する様子を見せており、“役を固めすぎず、ナチュラルに演じる”という意識が、こういった共演者からの評価にも繋がっているのではないだろうか。

さらに堀は今年『金魚妻』（Netflix）やドラマ『ドクターホワイト』（関西テレビ・フジテレビ系）などに出演し、女優としての存在感を強めていった。現在放送中の『理想ノカレシ』には、大政絢演じる主人公の前に立ちはだかる人気アイドルグループ「Be with you」のセンター・三木葵役で出演し、乃木坂46以来となるアイドルらしいビジュアルが注目を集めた。なお、同ドラマの公式サイトに寄せたコメントでは、アイドルという共通点から役に共感したと明かしつつ、「周りからの特別な視線がコンプレックスに感じることもあり、アイドルという仕事をしながら1人の女の子としても奮闘する葵を見て、絶対に私は葵の味方でありたいし寄り添ったお芝居をしたいなと思いました」と語っている。乃木坂46時代の経験や心境を活かせる今回の役柄は、新たなハマり役になりそうだ。

本サイトのインタビューでは、2022年の目標として、「自分に中々自信を持てない性格なので、いろんな役を経験してもっと自分に自信が持てるようになっていきたい」と語っていた堀。恋愛からコメディまで多岐に渡るジャンルに挑戦している彼女であれば、その経験を糧に自信をつけ、女優としての成長を見せてくれるのではないだろうか。乃木坂46卒業後も歩みを止めない堀の、今後の活躍に期待したい。