綾野剛、主演作『オールドルーキー』で“小学生以来”のサッカーに挑戦し驚き「こんなに難しいんだ」
俳優の綾野剛が2日、都内にて開催された「ハイセンスジャパン 新商品・新CM発表会」に出演した。
チョークストライプ柄のスーツ姿で登場した綾野。“俳優として見えないものが見えた経験”が話題にあがると、撮影現場では参加者たち全員が同じものを目指すようになる瞬間があるといい、「みんなのベクトルが明確に揃う瞬間があるんですよ」「可視化されているわけではないので、『見える』ということではないかもしれませんが、明らかに『全員で通る道はこれだ!』と、道が真っすぐ“見える”んですよね」と目を輝かせた。
また綾野は、コロナ禍でテレビを観る時間が増えたそう。「スポーツ中継も、とらえるところが、状況や事象だけではなくて、選手の表情とか感情とかにまでどんどん寄っていっているといいますか、カメラがとらえるもののレンジがどんどん広がって行っていると思います」と、技術革新によって、よりリアルに楽しむことができるスポーツ中継の印象を語った。「感情がすごく入って来るといいますか。そういうものまで、映し出せるのだな」と感動を隠せない様子で、「テレビを通して、“家でしか体感できないものがあるところ”まで来たんだなと感じました」としみじみと言葉に。
さらに、映画やドラマの撮影現場についても、「常に現場は進化しているので。僕たち自身もアップデートしていかないと置いて行かれるくらいのスピード感なので」と自身の体験を踏まえて話した。
そんな綾野だが、今夏スタート予定のTBS系日曜劇場『オールドルーキー』で“元サッカー選手の役”を務めることもあり、小学生以来のサッカーに取り組んでいることを明かした。「実際にやってみたら、こんなに難しくて奥が深い競技があったのか、というくらい」「ボールを蹴るって、こんなに難しいんだ」などと驚きを語った。
なお、11月から開催されるサッカーワールドカップでは日本戦が気になっているそうで、「初戦のドイツ戦は、すごそうですね。本当に楽しみですね。ただ全力で応援したいな」と声を弾ませた。