20年ぶりに歌手活動を再開。ブラジルで大成功を収めたあの大ヒット歌手の今とは?
9日放送のフジテレビ系「ノンストップ!」で、かつて甘いマスクとさわやかな歌声で一世を風靡したアーティストが驚きの今を明かした。
番組では1980年代に活躍したバンド、オメガトライブの第2期リードボーカルである、カルロス・トシキの現在について、先日行われた復活ライブの様子などをVTRで紹介。カルロスは「君は1000%」「アクアマリンのままでいて」といった代表曲があり、復活ライブでは時を経ても変わらない歌声で観客を魅了していた。
カルロスよると、椎間板ヘルニアの治療のため35歳で芸能界を引退し、母国のブラジルに戻り実家のレストランを手伝っていたのだそう。ブラジルでは「日本人の顔でサンバやっても説得力ないと思うんです」と、歌手活動はあきらめていたのだという。
そんな中、農業に興味を持ったカルロスは種苗を扱う会社に入り、自身が「不味い」と感じたニンニクの品種改良に着手する。カルロスは更なる品質向上のために47歳でブラジルの国立大学にも入り、彼が開発したニンニクの種苗は、ニンニクを多くの料理で使うというブラジルで、ほぼ100%のシェアを誇っているのだそう。
これを聞いた司会の設楽統は「頑張り屋さんですね」と、努力によってブラジルの地で再び成功を収めたカルロスを称賛した。20年ぶりに音楽活動でも復活を果たしたカルロスは、今回の来日でレコーディングも行っているそうで、来年からは本格的な芸能活動を示唆している。
一方で、かつて小室ファミリーの一員として活躍していたシンガーソングライターのtohkoは、「気づいたら小室ファミリーじゃなくなってましたね」と明かし、ヒット曲がなくなり夢でうなされたことや、今は1K家賃9万円のアパートに1人暮らしをしてCDを自費出版をしているなどの現状を語っており、ヒット歌手もその後人生はさまざまなようだ。