キンプリ高橋海人、『ドラゴン桜』『未来への10カウント』話題作への出演が続く“俳優”としての期待
King & Princeのメンバーとして活躍しながら、現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『未来への10カウント』に出演するなど、俳優としても活躍の幅を広げている高橋海人。本記事では、昨年出演したTBS系ドラマ『ドラゴン桜』での演技も話題となった彼の俳優としての活躍や、その成長に注目したい。
2018年にKing & Princeとしてデビューした高橋は、同年にドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(日本テレビ系)にて、同じグループの神宮寺勇太らと共にトリプル主演を務めた。公式サイトに寄せたコメントの中では、ドラマ初出演で主演を務めることに対してプレッシャーを感じていると明かした一方で、撮影終了後には「初めて尽くしの現場で学んだことがいっぱいあったし、これから何年経ってもこの作品のことは自分の中では絶対忘れられないんだろうと思います」と、同作を通して多くのことを学んだと語っていた。
その経験は高橋にとって大きな糧になったようで、2019年には『ブラック校則』(日本テレビ系)、2020年には『姉ちゃんの恋人』(フジテレビ系)といったドラマに出演し、俳優として着々とステップアップ。また、2021年に出演した『ドラゴン桜』では、学年最下位の成績から東大合格を目指す生徒・瀬戸輝を演じたことでも大きな話題となった。高橋自身も、同作の影響力を日常の中で感じたことがあるようで、街中で子供に役名で呼ばれるという体験をしたことをテレビ番組の中で明かした際には、「スッゴいうれしかったです」とその喜びを表現した。
また、同作の撮影中には、同じくKing & Princeのメンバーであり、Jr.時代から演技経験が豊富だったという岸優太に相談をしていたようで、岸に対して、緊張や不安の心境を明かしたこともあったという。この時、岸から言われた「海人らしくいけば大丈夫だよ」といったアドバイスについて、高橋は「いっつもこのパターン。ワンパターン」としつつも、この言葉が“お守り”になっていると話しており、そういった心強い仲間の存在も、高橋が俳優として活躍する原動力の1つになっているのではないだろうか。
そんな高橋は、現在放送中の『未来への10カウント』では、主演の木村拓哉演じる桐沢祥吾がコーチを担当することになるボクシング部の部長・伊庭海斗を熱演しており、今作ではボクシングにも初挑戦している。半年をかけて練習したその腕前は、指導者も“リアルに人を倒せるパンチ”と太鼓判を押すレベルのようで、高橋が役に対して真剣に向き合いながら、努力をしてきたことがうかがえる。また、憧れの存在だったという木村については、現場での立ち振る舞いや、役に臨む姿勢を目の当たりにするうちに、憧れから“なりたい存在”に変化したとも語っており、作中の関係性だけではなく、現実でも木村は高橋にとって、“コーチ”のような道標の存在となったようだ。
高橋は今後、竹内涼真と横浜流星がダブル主演を務める、今年8月公開予定の映画『アキラとあきら』への出演も決定している。高橋にとって、実力派の若手俳優との共演は得るものも大きいのではないだろうか。周囲からさまざまな刺激を受け、俳優としての演技力や表現力に、さらに磨きをかけるであろう彼の今後にぜひ注目していきたい。
※高橋海人の「高」ははしごだか