乃木坂46&日向坂46、大人気の「THE FIRST TAKE」出演で広がるメンバー個々の魅力

2022.5.20 20:00
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乃木坂46・遠藤さくら、日向坂46・加藤史帆/(c)E-TALENTBANK

今、さまざまなアーティストの“一発撮り”パフォーマンスを届けるYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に、坂道グループの出演が増えてきている。「THE FIRST TAKE」はこれまでにDISH//の北村匠海やYOASOBI、LiSAといったアーティストが特に大きな反響を呼び、ヒットを生み出してきたチャンネルで、いまや登録者が624万人(※2022年5月20日現在)を超える大人気コンテンツだ。このチャンネルで坂道グループのメンバーは、どのような足跡を残してきたのだろうか。これまでの出演を振り返ってみたい。

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坂道グループで、「THE FIRST TAKE」に初出演したのは、乃木坂46遠藤さくらだ。披露したのは、過去に結成10周年の記念セレモニーの最後の曲にも選ばれ、昨年末放送の『第72回NHK紅白歌合戦』でも歌われるなど、ファンの間でも人気の楽曲「きっかけ」。同チャンネルで公開されているPodcastで、「出てるアーティストさんに圧倒されてた感じ」と語っていたこともあり、ソロ歌唱に緊張もしていたようだが、そんな中でも、遠藤に「大事な一歩をくれた」という同曲の魅力を伝えようとするひたむきな姿と優しい歌声は、グループのファンのみならず、「THE FIRST TAKE」ファンの心にも届いたようだ。

乃木坂46にとって2組目の出演となった生田絵梨花(2021年12月卒業)、久保史緒里賀喜遥香の3人が歌ったのは、切ない恋心を表現した楽曲「やさしいだけなら」。乃木坂46の中でも歌唱力の高いメンバーとして知られる3人が揃ったこともあって、コメント欄では歌声に対する感動の声が寄せられた。アイドルとして、華やかな衣装やダンスパフォーマンスでも注目を集める乃木坂46だが、歌唱力の面でも高いレベルを誇るメンバーがいることを広く伝えるきっかけになったのではないだろうか。なお、賀喜は自身のブログで、生田・久保は憧れの先輩であり、今回の共演はとても緊張したと明かしながら、「私なりの精一杯をだせたんじゃないかなと思います」と振り返り、充実感を覗かせていた。

さらにその後、日向坂46から、加藤史帆上村ひなの高橋未来虹の3人が初登場。「THE FIRST TAKE」では過去にコラボ形式はあったものの、この動画ではセサミストリートのエルモ、ジュリア、クッキーモンスターが登場するという珍しいコラボが実現したことでも話題になった。歌われた楽曲は、坂本九の「上を向いて歩こう」。かつてない賑やかな収録に、加藤は自身のブログで「初めてのTHE FIRST TAKEは緊張しちゃうかなぁって思ったんですが、セサミストリートの皆んなが本当に愉快でハッピーでたくさん笑わせてくれて、とても楽しい収録でした!」と振り返り、上村も「この映像を観て、1人でも多くの方が笑顔になってくださっていたら」と綴った。シンプルな歌唱とはまた違った切り口で、日向坂46らしい元気を届けてくれる内容になったのではないだろうか。

5月6日には再び日向坂46から加藤史帆佐々木久美佐々木美玲富田鈴花の4人が登場し、自身らの楽曲「ドレミソラシド」をスペシャルアレンジで披露。公開から約15日で再生回数200万回を突破するなど、大きな注目を集めた。初めての一発撮りに、佐々木久美は自身のブログで「上ハモ行ったり下ハモ行ったり 主旋律行ったり今までにない楽譜すぎて 最初は苦戦しました」と振り返りつつ、「とても大好きな曲なので とても嬉しかったです!!!」と喜びを口にしていた。そして5月18日には、高い歌唱力を持つことで知られる齊藤京子が、メッセージ性の強い歌詞が印象的な楽曲「僕なんか」をソロで披露し、こちらも反響を呼んでいる。

乃木坂46ら坂道グループは、音楽番組やライブなどでは、メンバー全体のパフォーマンスで観る側を魅了するが、「THE FIRST TAKE」では出演メンバーが通常より少人数のため、個々の魅力が伝わりやすいとも言える。まだあまり知られていない、メンバーそれぞれの個性や才能がフィーチャーされる、良いきっかけになるかもしれない。

高橋未来虹の「高」ははしごだか

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