日向坂46齊藤京子・佐々木久美ら、バラエティ番組でも個々の活躍光るメンバーが“粒ぞろい”なグループの魅力
齊藤京子は、近年バラエティ分野で特に存在感を発揮しているメンバーの一人だと言えるだろう。冠番組の『キョコロヒー』(テレビ朝日系)では、ヒコロヒーとの絶妙な掛け合いが話題に。5月24日には、番組初のトークイベント『生キョコロヒー!2022初夏 ~六本木くる民の集い~』の開催も決定しており、その好調ぶりがうかがえる。また、単独で番組に出演する機会も多い齊藤について、『サンデージャポン』(TBS系)で共演したという爆笑問題・太田光が「一味違うなっていう独特の空気感がある」「すごい落ち着いてるんだよね」と評していたこともある。大物も目を惹くような個性を持つ齊藤は、今後さらに活躍の場を増やしていきそうだ。
日向坂46を引っ張っているキャプテンの佐々木久美もまた、単独でのバラエティ出演が多いメンバーだ。『みえる』(テレビ朝日系・ABEMA)でMCに抜擢されると、2021年には『2分59秒』(テレビ朝日系・ABEMA)でも引き続きMCを務めるなど、活躍を見せている。2021年12月に放送された『それ!今年のうちにやっときませんか?』(テレビ朝日系)に出演した際には、出演者が披露したギャグを完璧に真似するという、芸人並の対応力を見せ、その姿が「器のデカさとタレント性能の高さが滲み出てる」などとネットで反響を呼んだこともあった。キャプテンでありながら前線で活躍し続ける姿は、後輩たちの道しるべとなっていることだろう。
影山優佳は、2022年4月からスタートしたラジオ番組『ローソン presents 日向坂46のほっとひといき!』(TOKYO FM)でパーソナリティを務めるなど、個々の活躍が目立ってきている。特に造詣の深いサッカー関連の仕事を増やしており、『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系)や、『Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME』(DAZN)など、不定期ながらゲスト出演することも多い。先日放送された『有吉ぃぃeeeee!~そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京系)では、元サッカー日本代表の“レジェンド”らと共に、人気サッカーゲーム『FIFA22』をプレイした。アイドル界随一のサッカーマニアとして日に日に存在感を増している印象だ。
さらに、富田鈴花は『ラヴィット!』(TBS系)の4~6月の「ラヴィット!ファミリー」水曜日担当として活躍中。『ラヴィット!』の期間限定レギュラーとなるのは、加藤史帆、高本彩花、松田好花に次ぐ4人目となる。4月27日放送の同番組では、オープニングソングになっているサンボマスター「ヒューマニティ!」のエレキギターでの弾き語りを披露。これを受けて、サンボマスターのボーカル・ギターの山口隆が自身のTwitterで「富田鈴花さん、ヒューマニティ!の素晴らしい演奏をありがとうございました! 元気をいただきました!」とメッセージを送るなど、多くの反響があったようだ。回を重ねるごとに、朝の顔としてお茶の間に元気を届けてくれるのではないだろうか。
『X-MOMENT Presents CHOTeN ~今週、誰を予想する?~』(テレビ東京系)や、ラジオ番組『ベルク presents 日向坂46の余計な事までやりましょう!』にレギュラー出演している丹生明里。この春は『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日系)や『令和ネット論』(NHK)、『逃走中』(フジテレビ系)など、数々の番組に出演しており、中でも『逃走中』で確保された際のリアクションは“面白い”とネット上で話題となった。また、丹生が原案を手掛けた『みんなのまめお』のアニメが『お願い!ランキングpresentsそだてれび』(テレビ朝日系)で現在放送されており、本人も声優として出演している。これから多岐に渡る活躍が期待されているメンバーだ。
彼女たちが個々での活躍を見せることで、日向坂46というグループ自体に関心を持ち、応援したくなるという人も多いのではないだろうか。メンバーそれぞれの個性が相乗効果を生む、日向坂46の今後の飛躍にぜひ注目していきたい。