KinKi Kids堂本光一、ジャニー喜多川氏との衝突を語る。「勝手にすればいい」と言われた過去も明かす
26日放送のテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」でKinki Kidsの堂本光一がジャニー喜多川氏と衝突した過去を語る場面があった。
番組では、デビュー20周年を迎えるKinki Kidsの堂本光一自身が座長を務め、脚本・演出も担当する舞台「Endless SHOCK」の制作秘話や裏話を明かした。2005年から光一が脚本・演出にも深く関わるようになったが、ストーリーや脚本を変更したいとジャニー喜多川氏に伝えたところ、「好きなようにやりなさい」と言ってもらえたという。
MCの関ジャニ∞・村上信五から演出を決めていくうえでジャニー喜多川氏との衝突はなかったかと質問されると、光一は「ぶつかったのは『夜の海』っていう曲があるんですけど」と語り始めた。同楽曲はクライマックス直前にやがて消えゆく主人公がショーを行うという、切ない場面で披露される暗めの曲だということを紹介する。
クライマックス直前にこの曲を入れることにした光一は、舞台で稽古をしている最中にジャニー喜多川氏から「クライマックス位でこの曲やるの?」と聞かれ、肯定すると「信じられないよ!最後にこんな暗い曲入れるの信じられないよ!」と言われたと話す。光一は「絶対いいシーンになるからやらせて」とお願いしたものの、ジャニー喜多川氏は「勝手にすればいいじゃない」と吐き捨てられそのまま帰ってしまったと語る。
光一は「ジャニーさんからNOと言われるものは絶対に作っちゃいけない」という気持ちは絶対的に持っているものの、舞台の演出をする上で「ここはぶつかっとかないと、いつまでたってもジャニーさんを越える事はできない」と感じていたと、当時の本音を明かした。公演を観たジャニー喜多川氏からの言葉は「何もなかった」と話し、光一は「基本ジャニーさんは褒めないから、俺のことを」と述べていた。
光一は昨年テレビ番組で、グループ結成20周年に対する思いを語っていた。「まったく違う2人だからこそ、お互いのキャラクターがあるんだろうし、そこをあまりにもすり寄せすぎると、別におもん(面白く)ないグループになるんじゃないですかね」と、相方の堂本剛について語り、「すごい発見のある場所なんですよね。本当にすてきな曲が多いので、それを歌える。そしてその中で勉強しつつ、チャレンジしながらやれる場所だなっていうのがキンキですね」とグループの活動を振り返っていた。