神木隆之介、15分間しゃべり切り大拍手!「こんなにしゃべる主演って…」
同作は、17歳のプロ棋士・桐山零と彼をめぐる人々の終わりなき冒険の物語で、人と人を結ぶ愛を求めて魂がぶつかり合う感動のエンタテインメント。羽海野チカの大ベストセラーコミック「3月のライオン」を、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督が、「君の名は。」の神木隆之介を主演に迎えて実写映画化した。
この日、いよいよ作品がファンに披露されるということで、一同は、巨大ランウェイの上を歩いてステージに登壇。雪と桜をイメージした紙吹雪が舞う中、詰め掛けたファンの大歓声に手を振って応えた。
9歳の時に両親と妹を交通事故で亡くし、父親の友人であるプロ棋士・幸田柾近に引き取られた桐山零役の神木は、「みなさんに自信を持ってお届けできる作品になっていますので、今日はゆっくり見て頂きたいなと思います」と目を輝かせた。
幸田家の長女で、プライドが高く気性が激しい幸田香子を演じた有村は「原作ファンの方は私が香子を演じることにすごく驚かれたと思うのですが、私自身、みなさんの元に届くまではすごく不安でいっぱいです。でも、本当に素晴らしい作品ですし、不安もあるのですが、みなさんに早く観て頂きたいという想いでいっぱいです」と笑顔を弾けさせた。
全員からのあいさつが終わると、昨年3月から6月に掛けて全国各地で行われた撮影時のエピソードをテーマにして、クロストークが始まった。
クロストークの一番手に指名された神木は周囲を見渡して「お願いしますよ」と声を掛けてから、棋士としての対局中に正座が大変だったエピソードなどを紹介。続けて神木は「どなたか、いませんか?」と登壇者たちに声を掛け始めた。
神木が「有村さんは何かありますか?」と尋ねると、有村は、撮影の合間に神木が枕の下にチョコレートを隠しており、有村が「これ、何?」と聞くと神木が「食べていいよ」と答えたエピソードを述懐。「お茶目な一面を見ていました」と、神木の素顔を垣間見たことを明かした。
有村のエピソードが終わると、神木は、引き続きトークの進行役を買って出て、「じゃあ次はどうしようかな、染ちゃん!」と染谷を指名。染谷から「ここからずっと、仕切って行くの?」と突っ込まれたが、進行役を止める気配を見せず、中村からは「こんなにしゃべる主演っているのだな」と感心された。結局、神木がトークの舵を取り続け、MCから「15分間、しゃべり切りました! 神木君、ありがとうございます!」と感謝された。神木は「大丈夫ですか? みなさん、楽しかったですか?」と照れ気味にコメントしていたが、そんな神木に大きな拍手が贈られた。