新メンバーオーディション開催の日向坂46、小坂菜緒・齊藤京子・佐々木久美ら現メンバーの思いと“期待”
現在、グループ名の改名後初の新メンバーオーディション募集を行っている日向坂46。2018年に開催された「坂道合同新規メンバー募集オーディション」以来、約4年ぶりの新メンバー募集ということもあって、ファンの間でも大きな話題となっている。本記事では、現在公開されているコメントなどから、本オーディション開催にあたり、メンバーそれぞれが抱く思いに注目したい。
久しぶりの開催となるオーディションについて、グループのキャプテンの佐々木久美は、オーディションの公式サイトにおいて、メンバー全員に共通していることは“日向坂46が大好きということ”だとしつつ、「私たちは日向坂46が大好きな子に新メンバーとして入ってもらえたら、 それだけでとっても嬉しいです。」「これから支え合って前へ一緒に進める仲間と出会えるのを楽しみに、メンバー全員で待っています!」と、メッセージを送っていた。キャプテンとしてグループをまとめる立場だからこそ、新しく入るメンバーにはグループへの“愛情”を期待しているようだ。
一方で、新しい環境に飛び込むことへの迷いや悩みについても、メンバーは口にしている。日向坂46の公式YouTubeチャンネルで公開された、それぞれのオーディションを振り返る動画で、小坂菜緒は加入前の自身を、「人前に立つことが苦手」と評しつつ、応募に至るまでに長い時間を要し、締切のギリギリになってようやく決心できたと明かしていた。また、齊藤京子は、「声も低いので、アイドルって感じじゃないと思っていました」と、加入前の心境を明かすと共に、自身のブログでは、「この世界に入って本当に人生が変わりました」とコメントしている。現在、華々しく活躍しているメンバーだが、誰もが迷い、悩んだ上で、勇気を出して一歩踏み出したことで、今の輝きがあるのだろう。
さらに、メンバーの影山優佳は、自身のブログで、「責任や覚悟はあとからついてくるから!」「不安も希望も私たちの背中に投げてみてくれ!」と力強いメッセージを送りつつ、「夢を追いかけるのって、最高に楽しくて最高に苦くて、生きている心地がするよ~」と、後押しする言葉を投げかけていた。そして、潮紗理菜も、「何事も知らない世界へ踏み出す一歩はすごく怖くて不安だけど信じて進んだ先にはきっと道があります」としつつ、「私はあの時の一歩のおかげで素敵なかけがえのないメンバーに出会うことができました」と綴っている。現メンバーは、経験豊かな先輩として、グループの未来を共に背負っていく後輩たちをあたたかく迎え入れる準備ができているようだ。
オーディションの応募期間は2022年4月4日の17時までで、そこから書類や面談審査などを経て、8月に合格発表が予定されているという。日向坂46は、3月30・31日の2日間、東京ドームにて3周年記念のメモリアルライブの開催が控えている。グループのひとつの集大成ともいえる東京ドーム公演を経た日向坂46は、新メンバーの加入を経て、今後さらにパワーアップするのではないだろうか。フレッシュな才能に期待したいところだ。