河田陽菜でも話題!小坂菜緒・齊藤京子らの大ヒットから見る、日向坂46“ソロ写真集”の魅力

2022.3.22 20:15
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日向坂46・小坂菜緒、齊藤京子/(ⅽ)E-TALENTBANK

3月30日・31日に、東京ドームにて『3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~』を開催するなど、今や国民的アイドルグループへと成長を遂げた日向坂46。2021年には、メンバーの個人写真集や、グループのオフショットを集めた写真集が発売され、スマッシュヒットを記録したほか、今年3月1日に発売された河田陽菜の写真集も好調だ。本記事では、大きな注目を集めた彼女たちの写真集の魅力を紐解いていきたい。

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グループにとって初の写真集を発売したのは渡邉美穂日向坂46の前身グループである“けやき坂46”時代に発売された1st写真集『陽だまり』(幻冬舎)は、ニュージーランドのオークランドで撮影され、グランピングをしたり、羊と戯れたりと、自然の中ではしゃぐ等身大の姿が収められている。グループ初の写真集を発売することに対して、渡邉は「自分で良いのだろうか、早すぎるのではないか」と、葛藤していたことを当時のブログで明かしていた。しかし、同ブログで、渡邉は“ひらがなけやきを知ってもらうきっかけとなりたい”とも綴っており、彼女が悩みながらも踏み出した一歩は、確かにグループの存在が広まるきっかけの1つになったのではないだろうか。

日向坂46改名後、初めての個人写真集を発売したのは齊藤京子だ。1st写真集『とっておきの恋人』(主婦と生活社)は、初版12.5万部というスタートダッシュを記録し大きな話題となった。写真集を見ることが趣味で、写真集発売が“一番大きく掲げていた夢”だったという齊藤は、当時のブログで、「このお話を聞いた時はすごくすごく嬉しかったです!」と喜びを爆発させていた。齊藤いわく、同写真集は、デート気分を味わえるような“彼女感”にこだわったそうで、さらに撮影を全編東京で行ったことも、自身の存在をリアルに感じてもらうための工夫だったという。昨今のコロナ禍によって、アイドルとファンの距離が広がっている中、齊藤が大切にした“身近に感じてもらいたい”という思いがヒットを生んだようだ。

2021年6月には、小坂菜緒が1st写真集『君は誰?』(集英社)を発売し、初版発行部数15万部という坂道グループの全ソロ1st写真集の中で初の数字を記録したことで、注目を集めた。小坂は当時のブログにて、「いつか撮っていただきたかった」と写真集への憧れを明かしながら、「“こども”な私と、“おとな”な私が、ぎゅぎゅっと詰まった1冊です」と語っている。また、発売直前の時期に出演した自身のラジオ番組では、写真集を撮影する上で“イメージを作ること”が大変だったという苦労も明かしつつ、「18歳っていう年齢を大事にしたくて」と、こだわりのポイントを明かしていた。大人と子供が入り混じった、当時18歳の小坂にしか出せない繊細な魅力が大ヒットに繋がったのだろう。日向坂46の顔でもある彼女が写真集を発売したことで、より広く、そして深く、グループの魅力が伝わったはずだ。

そして、2022年3月に1st写真集『思い出の順番』(講談社)を発売した河田陽菜。けやき坂46時代から数えると、ソロ写真集を発売するのは4人目となる。地元である山口県や鎌倉、東京、奄美など日本各所で撮影が行われ、旅行気分を味わえる作品になっているようで、河田も「一緒に行った気分になってくれたら嬉しいなー」と綴っていた。そんな河田だが、この写真集を出す前は「私には何もない」と悩んでいたという。しかし、写真集の発売にあたって自信が身についたそうで、「この写真集は自分に力を与えてくれた気がします」とブログで綴っており、今後は“もっと挑戦したい”という思いが芽生えたことも明かしている。この写真集は、自身の個性に悩んでいた彼女が、新たな魅力を見つけていくための良いきっかけになったと言えそうだ。

日向坂46メンバーのソロ写真集からは、いずれも彼女たちの自然体で着飾らない魅力が感じられ、それが日向坂46というグループそのものの魅力にも繋がっているのではないだろうか。そして、それぞれの個性が発揮される写真集を発売できることは、結果的にメンバーに自信をもたらし、勇気を与えているのかもしれない。

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