麒麟・川島、田村との“コンビ解散危機”を振り返る「言おうと思った前日の晩に…」
番組中、VTR出演した相方・田村裕は、麒麟のコンビ結成は自分から川島に声を掛けたといい、「舐められたくない転校生みたいな気持ちがあったんで、『コンビ組む気あるんやったら組んだってもええで』って声かけたんすよ」とコメント。
続けて「解散危機は多分2回あったんですよ。NSC在学中と卒業してすぐぐらいに」といい、川島からネタ合わせとして呼び出された際の話として「ネタ帳も出てないペンも出てない状態で呼ばれて、何も話せんまま7時間ぐらい、重い空気だけが立ち込めてて『今日終わろか』って言われたことが2回あるんです」「あの2回は100%こいつ解散考えてるやろうなって」と当時を振り返った。
それについて、川島は「(結成して)23年目ですね今」「ほんまにもう解散って言おうって決めてましたよ」「相方がほんまに『コンビ組んでやってもええで』っていうテンション。上からっていうか垂直落下ぐらいの目線で。すごい人なんだこの人は。とんでもなく自分に自信を持ってる人なんだなと思って」と当時の田村についてコメント。
そして、自身が考えたコントのネタを田村が全く覚えていなかったとして、「なんだこの子はっていうのがずっと続いて、半年間。で(解散を)言おうと思ったんだけど、なんか言えないというか」「よし、じゃあもう明日言おうと」「言おうと思った前日の晩に普段電話かかってけえへん田村から電話かかってきて、『多分、俺じゃあかんよな』って言われたんですよ向こうから。『お前の才能とか活かしきれへんかもしれんから、全然解散やったら解散って言ってな』って言ってきたんですよ。それ言われたら『そんなことないよ!』ってなるじゃないですか」といい笑いを誘った。
その後、田村は川島について「世の中で1番性格わかってる。分かり合えてる人だと思います」「奥さんより家族よりダントツ1位だと思いますね」などとコメント。川島は現在のコンビ仲について「仲が悪いとかいいとかの仲じゃない。もうだから、兄弟みたいなもんなんで」と話していた。