SixTONES、高いパフォーマンス力で発揮される“アーティスト”としての多彩な魅力
今年の1月から、全国アリーナツアー『Feel da CITY』を開始したSixTONES。本記事では、3月2日に発売された6thシングル『共鳴』も「まさに6枚目の集大成」「何度聞いてもかっこいい」と話題になっている彼らの、アイドルの枠に収まらない多彩な魅力に注目したい。
2020年1月22日にSnow Manと共に、両A面のシングル『Imitation Rain / D.D.』で同時デビューを果たしたSixTONES。デビュー曲をYOSHIKIがプロデュースしたことでも話題となった。海外からのオファーも多く受け、多忙なYOSHIKIが同楽曲を担当するにあたり「『SixTONES』が海外でのJ-POPのイメージを一新させる可能性を秘めたグループだと確信したので、楽曲提供およびプロデュースを引き受けさせて頂きました。」とコメントするなど、デビュー前からその実力への期待の高さがうかがえる。
また、SixTONESは今年の1月には、アーティストらが一発撮りのパフォーマンスを行うYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』に出演したことでも話題となった。同チャンネル内で公開されているポッドキャスト「THE FIRST TAKE MUSIC」では、出演が決まった際の心境について“ジャニーズが出られるんだ”といった驚きや、心配などもあったと語っていた彼らだが、『Imitation Rain』を歌唱した際の動画には、その歌声に驚かされたといった反響や、海外の視聴者からのコメントも多く寄せられていた。この挑戦により、1組のアーティストとしての魅力が、より幅広い層に伝わるきっかけになったのではないだろうか。
さらに、昨年放送された『2021FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)では、HIP HOPユニットのCreepy Nutsと田中樹がラップでコラボレーションを行うなど、アイドルの枠にとらわれない活躍を見せている。その一方で、メンバーらは各々『スクール革命!』(日本テレビ系)や『オオカミ少年』(TBS系)等の人気バラエティ番組にレギュラー出演しているほか、YouTubeチャンネルでも“こたつトーク”をする動画や、メンバー同士でドライブを行う姿などが公開されており、これらでは、ジャニーズのアイドルらしい親しみのある姿や、メンバー同士の“わちゃわちゃ”も堪能することができる。
デビュー直後にテレビ番組に出演した際に、“SixTONESの未来は?”という質問に“男女問わず、性別問わず、愛されるグループになりたい”と答えていた田中。その言葉の通り、デビューから2年が経った今、彼らはそんな存在に、着実に近づいていっているのではないだろうか。アイドルとしての親しみやすさ、そして、高いパフォーマンス力で多彩な魅力を発揮し続ける彼らの今後の活躍に、これからもぜひ注目していきたい。