主演映画公開も控えるSnow Man、苦楽を共にして絆を深めたメンバー9人でさらなる飛躍へ
先日、メンバー全員が出演する映画『おそ松さん』のテーマソング『ブラザービート』のMVが公開され、ネット上でも大きな話題となったSnow Man。本記事では、2020年にデビューして以降、バラエティ番組などで活躍し、飛躍を続けている彼らの魅力にスポットライトを当てていく。
2020年1月22日、SixTONESと共に、両A面シングル『Imitation Rain / D.D.』で同時デビューを果たしたSnow Man。公式YouTubeチャンネルの登録者は160万人(※2022年3月9日時点)、さらにデビュー曲のMVの総再生回数が5800万回を超え、2022年4月からは地上波初の冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)のレギュラー放送が開始されるなど、人気アイドルグループとしての確かな地位を確立しつつあるといえるのではないだろうか。
華々しい活躍の一方で、デビューするまでには長い苦労があったようで、過去に『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した際に、グループ最年長の深澤辰哉は「Snow Manって結構いろんな、崖っぷちに立たされたりとか、いろんな変化があった」と回想し、ジャニーズJr.として活動していた22~23歳当時には“友達が就職していく中、このまま続けて成功するのか”といった悩みを抱えていたと明かしている。また、別の番組で、目黒蓮は、同期のSexy Zone・佐藤勝利や、King & Prince・神宮寺勇太が先にデビューして活躍する一方で、自身は裏方の仕事をしていた時期があったといい、「自分と立場が離れ過ぎてて、もはや悔しいもこない」と心境を明かしてスタジオを驚かせたことがある。このようなエピソードから、彼らのこれまでの道のりが、決して順風満帆なものではなかったことがうかがえる。
その分、グループとしての絆も深いようで、佐久間大介がアニメ映画『白蛇:縁起』で声優として初主演を務めた際には、喜んだ他のメンバーが同作の鑑賞会を行うなど、その仲睦まじい様子が想像できるエピソードも存在している。また、密着企画でグループの楽屋での過ごし方が明かされた際には、メンバー全員で“クイズ大会”を行う姿が公開され、ファンから「なんてかわいい集団なんだ」「微笑ましい」といった反響を呼ぶなど、その“仲良しぶり”がネット上で話題となることも多い。
そんな仲の良さから、ファンの中で“男兄弟”と表現されることも多い彼らが揃って出演する、人気アニメの実写化映画『おそ松さん』は3月25日公開予定となっている。YouTube『東宝MOVIE チャンネル』で公開されている特別番組「おそま通信」の中で、映画の内容について聞かれた岩本照は「結構、体張ってるから」とコメントし、佐久間も「撮影中、監督ずっと笑ってるもん」と話しており、バラエティ番組でもお茶の間に明るい笑顔を届けている彼ららしい、笑いに溢れた作品に仕上がっていそうだ。
デビュー後、最初のパフォーマンスを『ZIP!』(日本テレビ系)で行った際には、“9人だったらどこまででも走っていける”という気持ちを込めながら、リーダーの岩本を中心に円陣を組んだというSnow Manのメンバーたち。さまざまな経験をバネに、彼らがこれからも9人全員で走り続けていく姿に、ぜひ注目していきたい。