木村拓哉の演技が「負けた」?ある意外なものとは。木村の姿勢には松山ケンイチ「なんとかして僕らも対抗していかなきゃ…」

2017.2.13 21:00

2月11日に放送されたTBS系「王様のブランチ」で、TBS系ドラマ「A LIFE~愛しき人~」に出演している、木村拓哉竹内結子松山ケンイチがVTR出演し、視聴者からの質問に答えた。

まず一つ目は、視聴者からの「出演者の皆さんは手術シーンを撮影するために、どのくらい練習しているんですか?」という質問。これに、竹内は木村には技術指導の“家庭教師”が付いているのでは?と話しを振ると、木村は笑ってそれを否定し、現場で医療指導してくれるドクターがその都度丁寧に指導してくれるとコメントした。

そして、松山ケンイチは、撮影の合間には空き時間があるので、スタッフやキャストはそれぞれ控え室などに戻ったりすると説明。そんな中「木村さんは執刀の立ち位置から動かないんですよ。ずっとやってんすよね。」と、本番に向けて精度を高めていっている木村の姿を伝えると共に、それは、手術のシーンのみならず、精神面・演技面にも通じるとして「(木村には)本当に引き出されてばっかりなんで、なんとかして僕らも対抗していかなきゃいけないなって言う気持ちを常に持たせてくれる方なんですよね。」と熱い気持ちを語った。

また、この日のリポートを担当した高柳愛美が“素朴なギモン”として、木村演じる沖田が常にスーツケースを持って移動しているがなぜか?と質問すると、木村は「次のオペレーションのアプローチだったりとか、自分が6千何百件のオペレーションを経験してるんですけど、その経験したものを全て自分の中でまとめて、血と肉になるまでインプットしてる人間なので、そういうものがちゃんと手元にないといけないという」と理由を説明。

そして、高柳は、松山演じる井川と2人で食事するシーンでもそのスーツケースを持っていたことで常に持っているんだなと思ったと話すと、木村は「あぁ、目はそこに行くか…」とコメント。同シーンでは、木村演じる沖田が両手を器用に使いこなすことを示すため、両手を使って肉を焼いて食べるという細かい演技をしていたにもかかわらず、スーツケースに高柳の視線が行ってしまったことに、竹内は「両手で食べてましたよね。焼いて食べてみたいな」とツッコミをし、木村も「そういうこともしてはみてたんですけど、スーツケースに負けたな。」と敗北宣言をしていた。

日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』は、愛、欲望、友情、嫉妬、プライドが渦巻く病院で、 職人外科医として不器用ながらも一途に患者と向き合う姿を描くヒューマンラブストーリー。アメリカ・シアトルから戻ってきたばかりの外科医・沖田一光を木村拓哉、沖田の昔の恋人で壇上記念病院の院長の娘・壇上深冬を竹内結子が、その夫で副院長そして沖田とは幼なじみの壇上壮大を浅野忠信が演じる。その他にも及川光博、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒など、そうそうたる豪華キャストが出演することでも大きな注目が集まっている。

画像:(c)TBS

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