「ジャにのちゃんねる」は登録者数300万人超え!ファンとの距離を縮めるジャニーズYouTubeの強み
二宮和也が、2021年4月から自身のYouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』を開設し、大きな話題となったことは記憶に新しい。このように、近年、ジャニーズ事務所ではグループの単独チャンネルや、ゲーム好きのメンバーらが集った『Johnny's Gaming Room』などが続々と開設されている。本記事では、二宮の『ジャにのちゃんねる』を中心に、そんなジャニーズ事務所のYouTubeチャンネルに注目したい。
『ジャにのちゃんねる』は、開設当初は二宮やジャニーズ事務所の名前を出さずに、「芸能事務所からの重大なお知らせ」といったタイトルの予告動画だけが、2021年4月8日から公開されていた。その後、別の動画でチャンネルが二宮のものだということが明かされると、二宮の“仲間たち”であるKAT-TUNの中丸雄一、Hey! Say! JUMPの山田涼介、Sexy Zoneの菊池風磨が次々に加わり、現在に至るまでにゲーム実況動画や、買い物動画などのYouTubeらしい動画が数多く投稿されている。
YouTubeチャンネルを作った当初、二宮はファンなどから気づかれるまで、匿名で動画を投稿し続けようと考えていたという。しかし、「ほんと最初、60回とか100回とかしかいかなくて」と、当時の再生回数事情を振り返っており、その後ジャニーズの名前を出したことで注目され、顔出しのメイキング動画を公開する流れになったという経緯を、テレビ番組に出演した際に説明していた。
同チャンネルは、現在は登録者数が313万(※2022年2月17日時点)を超えており、山田の加入が発表された際の動画の再生回数は1000万回を突破するなど、注目度が高い。その他にも、昨年末に東京ドームで行われた『Johnny’s Festival ~Thank you 2021 Hello 2022~』の裏側を公開し、ジャニーズ事務所のアイドルたちが多く出演した動画には、「こういうの見たかった!」「やっぱ二宮くんの力すごいよ」「この動画マジで全方向の幸せしかない」といった反響が寄せられており、二宮の高い企画力を感じることができる。
この『ジャにのちゃんねる』以外にも、近年はジャニーズ事務所からさまざまなYouTubeチャンネルが誕生しており、2019年にはSixTONES、Snow Manの単独チャンネルが開設。また、ジャニーズ事務所のゲームチャンネル『Johnny’s Gaming Room』も今年の1月1日より本格始動し、Kis-My-Ft2の玉森裕太やHey! Say! JUMPの有岡大貴といったメンバーがゲーム実況をする動画が投稿され、ファンから好評を博している。テレビやステージで見せる姿とはまた違った彼らの魅力を知ることができるYouTubeは、ファンとアイドルたちの距離を近づける、1つの重要なツールとなっているのかもしれない。
歌やダンスだけでなく、時には仲間と共にゲームやトークを楽しむ様子など、アイドルたちの多彩な魅力を感じることができる、ジャニーズ事務所のYouTubeチャンネル。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、思うようにコンサートなどに行くことのできないファンや海外に住むファンなども、YouTubeを通じて彼らの存在を身近に感じることができるのではないだろうか。『ジャにのちゃんねる』や『Johnny’s Gaming Room』でのグループを越えた交流はもちろん、今後どのようなチャンネルが開設されていくのかも、楽しみにしたい。