藤本美貴・辻希美ら、モー娘。OGのコラボから感じられる絆と“ママ友”としての交流
1998年に「モーニングコーヒー」でメジャーデビューを果たし、メンバーの入れ替わりを繰り返しながら活躍を続けている“モーニング娘。”。その卒業生らは現在、各々の道で輝いているが、中には結婚や出産を機にママタレントとして活躍しているメンバーも多い。本記事では、そんな彼女らの当時とはまた違う、現在の関係性や交流に注目したい。
6期生として加入し、現在は3児の母である藤本美貴。現役時代の自分を“ホントの一匹狼”と表現する藤本は、当時のメンバーとの関係については「友達じゃないんですよ」「年齢も違うし、入ってきたタイミングも違って、先輩後輩であって」「仲良いとか仲悪いとかじゃないんだよね」と振り返っていたことがある。
その一方で、グループを離れた後、出産を経て、母親という共通点から会う機会が増えた元メンバーも多いと明かしており、3期生の後藤真希のデビュー20周年を記念した『後藤真希20th Anniversary SPECIAL ONLINE EVENT』に2期生の保田圭と共にゲスト出演したり、4期生の辻希美とYouTubeでコラボするなど、OGメンバーらとの共演を報告することも増えている。
現在2つのYouTubeチャンネルを持つ後藤も、自身のチャンネル『ゴマキのギルド』で元メンバーとのコラボを実施。5期生の高橋愛とは、高橋が加入前の楽曲『ザ☆ピ~ス!』を一緒に踊り、辻のデビュー曲である『ハッピーサマーウェディング』を辻と共に披露した際には、当時のエピソードを振り返るなど、“今だからこそ出来る”動画を公開している。
なお、この2つの動画は合計450万回以上再生されており、コメント欄には「アイドル感全然変わってない!」「踊り方が大人の余裕が出てまた魅力的!!」「OGのレジェンド感が大好きです」「ド世代なのでなんか感動しちゃいました」といった反響が寄せられている。ネット上でも注目を集めるモーニング娘。のOG同士の交流は、当時の絆を感じさせると同時に、また違った驚きや感動をファンに与えているようだ。
また、2021年に結婚15年目に突入した辻は、現在は4児の母。自身のSNSではプライベートについて綴ることも多く、過去には2期生の矢口真里・保田とのランチ会を報告し、モーニング娘。時代の昔話や、母親としてのトークに花を咲かせたと振り返っていた。このほか、1期生の飯田圭織の懐妊発表時には「マタニティライフも楽しみながら 元気なベビーちゃんを出産してね」とブログを通してエールを送ったり、後藤の出産前には頻繁に連絡を取り合っていたことも明かしている。それぞれが母親となったことで、共通の話題が増え、互いの子供の成長を気にかけ合う、そんな新たな関係性を築くことができているのかもしれない。
かつて、同じアイドルグループのメンバーとして、共にステージを駆けていたモーニング娘。のOGたち。卒業後は別々の道へと進んだものの、共に作った思い出を胸に抱いて、さまざまな形で交流を続けてファンを喜ばせてくれるのではないだろうか。