赤楚衛二、坂口健太郎との約2年ぶりの共演に感慨「めちゃくちゃ嬉しいです」
同作は、他人になりすましをされた青年が他人に寄生する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、彼らに果敢に立ち向かっていく社会派復讐サスペンス。2シーズン構成の全12話で、Season1の主演である赤楚は、他人になりすましをされ殺人未遂罪で警察に追われる青年・ユウキを、Season2の主演である坂口は、“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒル・カラを演じる。
赤楚は、役作りのため、携帯電話やテレビなどを遠ざけたそう。「めちゃくちゃ寂しかったです。僕、寂しがりなんですよ」というも、役柄として「普通の幸せを手に入れちゃいけないんだ」という気持ちを持っていたため、「きついながらも、やりました」と振り返った。
坂口との共演の感想を尋ねられると、「共演をさせて頂いたのは2年ぶりくらいになるのですかね」といい、「今も背中しか見ていないのですが、2年前も頼もしい背中だなと思いました。今回は、役柄もあって、頼もしさ、プラス、力強さというものをすごく感じたなと思います」と続けた。「今、こうやって、(並んで)登壇させて頂いてることが、めちゃくちゃ嬉しいです」と声を弾ませた。
撮影の様子を、赤楚は「シーンとしては、ずっと追われて、殴られての繰り返し」と振り返っていたが、そんな赤楚の撮影シーンを見ていたという坂口は、「本当に、やられっぷりがすごくよかった。難しいんですよ。“やられ方”で、“やってる人”が上手く見えるので。受けというか、やられる方が難易度が高かったりします」と告げ、「すごくいい“やられっぷり”だなと思って、見てました(笑)」と声を弾ませた。赤楚は、これまでに撮影でそこまでやられたことは「ないです(笑)」といい、「撮影中、ずっと、『やり返したい、やり返したい』って思ってました」と振り返った。
また、赤楚は、“ヒル”として色々な家を渡り歩くシーンがあり、それらの場面の撮影は、セットではなく、実際に生活が営まれている家を使って行われたそう。赤楚は、「背徳感ではないですけど、置いてあるものもすごく生活感が出ているような作りになっていて。最初、ガールバーの店員さんのお家だったのですが、『うわあ、これが女の子のお家か』みたいな。何と言えばいいんですかね、申し訳なさがすごくありました。しかも、服を借りて、…僕は女の子のピチピチの服を借りて寝るシーンがあるのですが、そこもなんか、『窮屈だな。でも、人のを借りてるし、申し訳ないな』と。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした」と述懐した。
【放送情報】
タイトル:「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」
放送日時:2022年3月4日(金)午後11時より放送・配信スタート(全12話)
【放送】毎週金曜 午後11:00[第一話無料放送]【WOWOWプライム】
【配信】各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】