ピコ太郎の成功に、中居正広がねぎらいの言葉。「わかんないけど、スゲェ……」

2017.2.5 19:10

3日放送のフジテレビ系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」に中居正広がゲスト出演した歌手・ピコ太郎の世界的ブレイクを讃えた。

番組ではスタッフが70日もの間ピコ太郎に独占密着し、フランス・パリでのテレビ、ラジオ番組への出演や、凱旋門の前で国籍を問わずファンがピコ太郎に群がる様子など、世界的な「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」ブームを紹介した。

一方で、プロデューサーである古坂大魔王が一世を風靡したフジテレビ系の番組「ボキャブラ天国」で人気を博した時期からの転落、再ブレークまでの苦労を振り返る場面もあった。

音楽とお笑いを融合した芸は当時ほとんど認められなかったが、今は亡き落語家・立川談志(自称5代目)が誰よりも早く古坂を見出し「誰に何を言われてもやり続けろ」と声を掛けてくれたのだというエピソードも紹介される。

古坂はインタビューで仲間や家族、20年来応援し続けてくれたファンらに「感謝を返したい」と述べ、VTRは終了した。スタジオでVTRを見ていたピコ太郎は古坂の現在の活躍について、芸人仲間から「おめでとう」というメッセージがたくさん届くのだと明かした。

ここで古坂と世代が同じ立場の中居は、同じく同世代の芸人たちと話したときのエピソードを出す。そこでの話題がピコ太郎のことになったそうで、「ボキャブラ天国」では実力を持った芸人が多くいたが、劇団ひとり、またはアンジャッシュの児嶋一哉のどちらかが「『これで全部出ましたね』って言ってたの」とそのときの状況を語る。

「ボキャブラ天国」出身者には、くりぃむしちゅー、ネプチューン、土田晃之(当時・U-turn)ら現在活躍する数多くのお笑い芸人がおり、古坂も遅まきながら彼らと肩を並べる結果になったのだ。

すると中居はピコ太郎の肩を撫でて「なんかホントわかんないけど、スゲェ……良かったね」としみじみ。ピコ太郎は「イヤありがとうございます……中居さん、ありがとうございます」と真摯にお礼を返していた。

この様子にTwitterでは「ジワっと温かかった」「優しさ温かさになんだか泣けた」といった反響があり、番組で終始笑顔だった中居については「中居君を笑顔にしてくれたピコ太郎さん、ありがとう」といったピコ太郎への感謝も寄せられた。

ピコ太郎ブームはまだまだ終わりを見せず、2月2日には福岡・百道浜にあるavex beach paradise cafeとの期間限定のコラボ展開で「PPAP CAFE」がオープンしている。

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