乃木坂46副キャプテンの梅澤美波、メンバーからの厚い信頼と深い“グループ愛”
梅澤は2016年に3期生のメンバーとして加入し、2018年にリリースされた21stシングル『ジコチューで行こう!』で初の選抜入りを果たした。2019年に『with』(講談社)の専属モデルに抜擢されると、2020年には初のソロ写真集『夢の近く』(講談社)を発売するなど、170cmという恵まれた身長を活かして独自の活躍をしている。
そうした活動を続ける中、2021年11月にはグループ初となる副キャプテンに就任することを発表した梅澤。自身のブログでは、副キャプテンという役職に対する葛藤があったことを明かしつつも、「止まることなくどんどん勢いを増していくこのグループを少しでも支えて行けたらなと思っています」と思いを伝えていた。キャプテンの秋元真夏は、「副キャプテンに任命される前からみんなをまとめる役割を担ってくれたり私のキャプテンとしての相談に乗ってくれたりたくさんたくさん助けてもらっていました」とブログで明かしており、梅澤へ厚い信頼を置いていることがうかがえる。
そんな梅澤は、秋元が言うように普段からみんなをまとめるリーダー的なポジションだったようで、ラジオで「昔から何かと3期生のお世話的なことをすることが多かった」と自身を振り返っていたこともある。そして3期生に対して、ブログで“皆が笑顔で他愛もない話をしている姿に愛おしさを感じます”と愛のあるコメントを残しており、「私に出来ることはちっぽけですがただただ、皆を想い続け寄り添っていたいです」とも綴っていた。梅澤にとって3期生の存在はかけがえがないものであると同時に、“グループを守りたい”という思いの源泉になっているように感じられる。
また、同期の久保史緒里は、そんな梅澤に対して「いつも周りに気を遣ってくれていた梅が自分の為に行動を起こす姿、本当に本当に好きだし嬉しいし尊敬してる。」「『あなたは凄いよ。』って梅に言われるとなんでもできる気がする」とブログで綴っていた。梅澤を一番近くで見てきた3期生だからこそ、その存在がとても大きく力強いものだと知っているのだろう。梅澤のメンバーを思う気持ち、そして周囲に目を向けることのできる視野や献身的な姿は、周囲への影響も大きいはずだ。そんな相手を思い行動できる梅澤の愛情こそ、副キャプテンへと任命された理由なのではないだろうか。
「私なりに副キャプテン像を探しながら 精一杯努めさせて頂きます」と新たな役職への思いを語っていた梅澤だが、同期を大切にし、グループ全体を俯瞰して見てきた彼女であれば、誰からも信頼される副キャプテン像を築いていってくれることも想像に難くない。モデルやタレントとしての活動だけではなく、副キャプテンとしての活躍にも今後注目していきたい。